【豪州メディア】日本代表のライバルは「オーストラリアではない」。必勝を誓う理由、それだけに…
オーストラリア代表のアーノルド監督(右)と岡山に所属するミッチェル・デューク。 (Photo by Mohamed Farag/Getty Images)
アーノルド監督と森保監督は現役時代、広島でともにプレー。
[カタールW杯アジア最終予選 B組4節] 日本 – オーストラリア /2021年10月12日19:10/埼玉スタジアム
カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のグループB第4戦、日本代表対オーストラリア代表戦が10月12日に埼玉スタジアムで行われる。
オーストラリアメディア『ロアー』は10月11日、「サッカルーズ(オーストラリア代表)は日本の最大のライバルではない。しかしアーノルド監督の選手たちが全てを変えてくれるはずだ」と題したレポートを掲載し、この試合を展望している。
注目されるのが、両監督の対決である。オーストラリア代表のグラハム・アーノルド監督と日本代表の森保一監督は、97年から現役時代にサンフレッチェ広島でともにプレーしている。そしてアーノルド監督は2014年にベガルタ仙台を率いていて、森保監督のいた広島とも対戦している。
まさに運命的な対戦――。アーノルド監督の日本代表戦への意気込みは相当だろう。
そして同メディアは、この試合、もしも日本が負ければ森保監督の退任が「ほぼ確実だ」と見ている。そして今、森保監督が支持されていないことにも触れる。
その一方で、このBグループ内では、日本(26位)とオーストラリア(32位)がFIFAランキングでは上位2チームであるものの、「日本は常に韓国と中国を、オーストラリアよりもはるかに大きなライバルと見てきた」と特筆している。
それだけに今回、オーストラリアが日本を下せば、「そんな状況が一変するかもしれない」と見ているのだ。
前回のロシアW杯アジア最終予選でも、日本はオーストラリアに1勝1分と負けていない。そして日本は1位突破、オーストラリアは3位でプレーオフに回り、W杯本大会の出場兼を掴んだ。
それだけにアーノルド監督率いる豪州が今回、「打倒・日本」にかなり燃えているのは確かだ。
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[文:サカノワ編集グループ]