原口元気がバイエルンに閃光ターンから電光アシスト。しかしユニオン大敗
ウニオン・ベルリンの原口元気。(Photo by Reinaldo Coddou H./Getty Images)
遠藤渓太はメンバー外。
[ブンデスリーガ 10節] ウニオン・ベルリン 2-5 バイエルン/2021年10月30日/シュタディオン・アン・デア・アルテン・フェルステライ
ウニオン・ベルリンがホームで王者バイエルン・ミュンヘンを迎えた一戦は、2-5と大敗を喫した。ウニオンの日本代表MF原口元気は3-5-2のインサイドハーフで先発出場し75分までプレー、遠藤渓太はメンバー外だった。
この試合、原口が閃光ターンからの電光クロスで1アシストを記録した。0-3で迎えた43分、敵陣でギャップを突いて後ろ向きでパスを受けると、吸い付くようなボールタッチから前を向き、相手マークを外す。そしてすぐさまファーサイドへクロスを放つ。
そこに飛び込んだニコ・ギーセルマンの左足ボレーがヒット! ドイツ代表守護神マヌエル・ノイアーのニアを貫いて、反撃の1ゴールを奪ってみせた。
後半もウニオンのテンポの良い時間が続き、ここで1点返せばさらに――という期待を膨らんだ。しかし、そこはリーグ9連覇中の絶対王者バイエルンだ。
62分、フランス代表FWキングスレイ・コマンに決められて万事休す。そのあと1点ずつ奪い合い、ホームチームは2-5で今季2敗目(4勝4分2敗)を喫した。
一方、バイエルンは8勝1分1敗で首位をキープしている。
原口は75分までプレー。ハードワークで貢献したが、この日の相手を苦しめることはできなかった。
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[文:サカノワ編集グループ]