【オマーン戦】「慣れていたシチュエーション」三笘薫の投入で空気一変。伊東純也が2戦連続決勝弾!日本代表カタールW杯アジア最終予選第6戦
2試合連続決勝弾!オマーン戦でゴールを決めた日本代表の伊東純也。(C)JFA
伊東「パフォーマンスには満足していません。ただ結果にはこだわりました」。
[W杯アジア最終予選 B組 第6戦] オマーン 0-1 日本/2021年11月16日20:00(日本時間17日1:00)/Sultan Qaboos Stadium
カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選グループBの第6戦、日本代表が伊東純也の2試合連続ゴールで、オマーン代表に1-0の勝利を収めた。日本は4勝2敗で、この日中国代表に引き分けたオーストラリアを抜いて、W杯出場権の自動獲得圏内である2位に浮上した。
日本は4-3-3を継続し、出場停止の守田英正(サンタクララ)に代わり柴崎岳(CDレガネス)が起用された。ただ今回、指揮官はその低調なパフォーマンスを受けて、柴崎を前半で下げて、三笘を後半開始から投入する。
システムは4-3-3から4-2-3-1に変更。三笘は持ち味のドリブルを生かして再三にわたって左サイドを打開する。
さらに62分、古橋亨梧と中山雄太をピッチに送り出して、日本はタレントの豊富さを生かしてゴールを目指す。
そして81分、均衡を破る。三笘の左サイドの打開からの折り返しを、中央に詰めた伊東が押し込んで、これが決勝点となった。
日本は古橋亨梧、浅野拓磨、原口元気を加えて、しっかり無失点で試合を締めた。
同グループのこの日(第6戦)の別カードでは、サウジアラビアがベトナムに1-0勝利、オーストラリアが中国と1-1で引き分けている。
日本は4勝2敗(5得点・3失点)でグループ6チーム中2位に浮上。一方、オマーンは2勝1分3敗(6得点・7失点)。
三笘は試合後、「(途中出場からゴールを狙う)慣れていたシチュエーション。緊張はありませんでした。(システムは4-3-3から4-2-3-1に変更)できるだけ高いウイングに近い位置にいるように心掛けました」と語った。
また伊東は「(交代直前でのゴール。浅野への交代は分かっていたのか?)いや分かってはいませんでした。ただ体が重たくなり、もう交代だろうと思ったところでのゴールでした。パフォーマンスには満足していません。ただ結果にはこだわりました」と、自身のラストプレーで高い集中力を発揮した。
日本のメンバーは次の通り。
GK
権田修一
DF
山根視来
長友佑都
(62分 中山雄太)
冨安健洋
吉田麻也(C)
MF
遠藤航
柴崎岳
(HT 三笘薫)
南野拓実
(62分 古橋亨梧)
伊東純也
(82分 浅野拓磨)
田中碧
FW
大迫勇也
(88分 原口元気)
◇控え◇
GK
川島永嗣
谷晃生
DF
谷口彰悟
酒井宏樹
MF
板倉滉
鎌田大地
堂安律
監督
森保一
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[文:サカノワ編集グループ]