崖っぷちサンプ、吉田麻也が日本代表遠征で負傷…間に合うかサレルニターナとのセリエA残留大一番
サンプドリアの日本代表DF吉田麻也。 (Photo by Getty Images)
結果によっては監督の進退問題に!?
セリエA・UCサンプドリアに所属している日本代表DF吉田麻也が、カタール・ワールドカップ(W杯アジア最終予選11月シリーズに臨んだ日本代表活動で左ヒザを負傷し、一部別メニュー調整を続けている。現在18位と低迷するサンプは21日、19位USサレルニターナ1919とのセリエA残留に向けた最初の大一番を迎える。果たして日本代表のキャプテンを担うセンターバックは間に合うのか――。
『サンプニュース24』によると、吉田は試合前日には一部メニューには合流したという。しかし大事をとって今回のアウェーには帯同しない可能性もある。
だがもしもこの試合で負けた場合、今シーズン就任したロベルト・ダヴェルサ監督の進退が問われる可能性が高い。それだけに、これまで開幕からリーグ全12試合フル出場を続け、しかも2得点・1アシストを記録している守備の要を外すことはないか!?
吉田は今回の日本代表11月シリーズ、日本代表の欧州組10人とともにオランダ・アムステルダム発のチャーター機に搭乗。しかし給油地のロシアで半日足止めを食らうなどハードな日程を乗り越えてハノイ入り、全体では前日練習のみでベトナム戦に臨んだ。さらに移動してのオマーンとの2試合、33歳のセンターバックはフル出場し、再びサンプドリアのホームタウンであるジェノアに戻った。
サンプドリアは18日に公式サイトで、吉田が左ヒザを傷めたため別メニューで調整していると発表。さらに19日、状態は改善されて個別メニューを行ったあと、医療スタッフのケアを受けたと報告している。
チームは20日午後、サレルニターナに向かう。果たして吉田は間に合うのか――。
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[文:サカノワ編集グループ]