クロップVSアルテタ勃発!冨安健洋とマネ激突で何が起きた!?リバプール対アーセナルでひと悶着
クロップVSアルテタのバトルが勃発!(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)
レッドカード要求に対して――。
[プレミアリーグ 12節] リバプール 4-0 アーセナル/2021年11月20日17:30(日本時間21日1:30)/アンフィールド
イングランド・プレミアリーグ12節、リバプールFCがアーセナルFCに4-0の勝利を収めた一戦、前半途中にユルゲン・クロップ監督とミケル・アルテタ監督がタッチライン沿いで殴り掛からんとばかりに言い合うバトルが勃発した。
スコアレスで迎えた32分、アルテタ監督の目の前で、リバプールのゴールキックからのロングボールに対し、冨安健洋とサディオ・マネが競り合う。するとマネの腕(ヒジ)が冨安の顔面付近に掛かったことで、アーセナル指揮官が危険なプレーだと激怒!「レッドカードだろ!」と主張したという。
そこでクロップ監督が応戦。決して危険なプレーではない、日常的に起こり得るバトルだと主張したそうだ。
リバプールのクロップ監督は試合後の記者会見で、次のようにやりとりを明かしている。
「サディオはクリーンなヘディングチャレンジをしていて、誰もファウルせず、立ち上がろうとしているシュエーションでした。何もなかったのは明らかです」
そしてレッドカードを要求していることに反応したという。
「彼はフィジカルに長けたプレーヤーです。それは頻繁に起こり得ることで、正しい主張ではありません。アーセナルのベンチはレッドカードだと立ち上がりました。一体、彼らがその状況で何を望んでいるのかを尋ねたのです」
リバプールにとっては、当たり前のプレー強度。それを委縮させようとするような主張に対し、クロップは現場のトップとして、正当性を主張し応戦したということだ。
結局、試合はホームのリバプールが、日本代表MF南野拓実のプレミアリーグ今季初ゴールなど4-0の快勝を収めた。
その一方的なスコアもあってか、アルテタ監督はこの件について、「彼(クロップ)は彼のチームを守っていた。私は私のチームを守っていた。それだけです」と言うにとどめた。
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[文:サカノワ編集グループ]