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【鹿島】鳥栖の10番、樋口雄太を完全移籍で獲得!一方、犬飼智也が浦和、遠藤康が仙台移籍

樋口雄太。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

遠藤「アントラーズ以外のユニフォームを着てプレーすることはまだ上手く想像できませんが…」。

 J1リーグの鹿島アントラーズは12月25日、サガン鳥栖の樋口雄太(HIGUCHI Yuta)を完全移籍で獲得したと発表した。一方、これまでチームを支えてきた生え抜きの遠藤康(ENDO Yasushi)がベガルタ仙台、そして犬飼智也(INUKAI Tomoya)が浦和レッズに、それぞれ完全移籍でチームを去ることも決まった。

  樋口は1996年10月30日生まれ、佐賀県出身。これまでのキャリアは、サガン鳥栖U-12 ― 鳥栖U-15 ― 鳥栖U-18 ― 鹿屋体育大 ― 鳥栖。通算成績は、J1リーグ66試合・7得点、ルヴァンカップ7試合・0得点、天皇杯5試合・1得点。

 鳥栖の10番をつけてきた樋口は「このたび、鹿島アントラーズに加入することになりました樋口雄太です。伝統あるクラブの一員になれたことを光栄に思います。 すべてのタイトル奪取に向けて、自分の持っている力を全面に出して、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります。 アントラーズファミリーの皆さん、よろしくお願いします!」と決意を示している。

 また、“ワンクラブマン”として2007年から在籍してきた遠藤は仙台に完全移籍。これまでJ1リーグ通算304試合・46得点に出場し、貴重なアタッカーとして、数多くのタイトルをもたらしてきた。

 遠藤は次のようにコメントしている。

「2022シーズンから仙台でプレーすることを決めました。2007年に加入してから15年間、アントラーズでたくさんのことを学びました。

 多くの偉大な先輩たちの背中を追いかけながら、常にタイトルが求められるクラブで日々戦い、サッカー選手として、人として成長することができました。ここ数年、苦しいシーズンが続き、もっと自分がチームに貢献しなければならなかったですし、悔しく、不甲斐ない気持ちで いっぱいです。

 同時に、まだまだピッチでやるべきことが残っていると思っています。自分自身、アントラーズ以外のユニフォームを着てプレーすることはまだ上手く想像できませんが、新たな環境で新しい目標に向かって、勝利のために戦い続けたいと思います。

 クラブに関わるすべてのアントラーズファミリーの皆さん、応援ありがとうございました」

 また犬飼は2013年の興梠慎三以来の鹿島から浦和への移籍に。センターバックは次のようにファンへあいさつをしている。

「鹿島アントラーズに加入してから4年間、多くの方々に支えられながら貴重な時間を過ごすことができ、本当に感謝しています。

 タイトルを義務付けられているクラブでプレーし、選手として成長するだけでなく、かけがえのない経験を積むことができました。

 ここ3年間はタイトルに手が届かず、悔しい思いがたくさんありますが、素晴らしい選手、スタッフ、フロント、ファン・サポーター、 すべてのアントラーズファミリーの方々と一緒に戦えたことは、一生の財産です。次は対戦相手として、皆さんの前でより成長した 姿を見せられるよう努力し続けます。4年間、ありがとうございました!」

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[文:サカノワ編集グループ]

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