群馬の2年間を経て…大前元紀が5シーズンぶりJ1復帰、京都へ完全移籍「観ている人を楽しませるプレーができるよう日々全力で努力」
大宮時代の大前元紀。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
群馬の関係者に向けて、「奥野さん、きよさん、コーチングスタッフ、フロントスタッフ、選手のみんな、そしてファン、サポーターのおかげでまたサッカーが好きになりました」。
2022シーズンにJ1へ復帰する京都サンガF.C.は12月27日、J2リーグのザスパクサツ群馬のFW大前元紀(OMAE Genki)を完全移籍で獲得したと発表した。
大前は1989年12月10日生まれ、神奈川県出身、32歳。167センチ・68キロ。これまでのキャリアは、流通経済大学付属柏高校 ― 清水エスパルス ― フォルトゥナ・デュッセルドルフ(ドイツ) ― 清水 ― 大宮アルディージャ ― 群馬。
2021シーズンはJ2リーグ37試合・4得点 。これまでの通算成績は、Jリーグ361試合・109得点、ルヴァンカップ38試合・11得点、天皇杯27試合・10得点。
大前は京都のファン、サポーターに向けて「京都サンガF.C.ファミリーの皆さま。初めまして、ザスパクサツ群馬から移籍することになりました、大前元紀です。チームの目標に貢献できるよう観ている人を楽しませるプレーができるよう日々全力で努力していきます。サンガスタジアムby KYOCERAでたくさんのファン、サポーターの皆さんに笑顔で会えるのを楽しみにしています!」と抱負を語っている。
また、群馬のファンとサポーターには、次のように感謝を伝えている。
「ザスパクサツ群馬に関わるすべての皆様、2年間沢山の応援ありがとうございました。この2年間ですごく成長できたと思っいてます。
奥野さん、きよさん、コーチングスタッフ、フロントスタッフ、選手のみんな、そしてファン、サポーターのおかげでまたサッカーが好きになりました。まだまだチャレンジしたいと思いました。
コロナ禍でなかなかスタジアムに足を運べなかったり、声を出せなかったりするなかで僕達を後押ししてくれて本当にありがとうございました。
これからもザスパの選手へ変わらない後押しよろしくお願いします。ザスパのユニフォームを着てプレーできたことを感謝します。
そして、それに恥じない様にこれからも頑張っていきます! 2年間本当にありがとうございました!!」
周囲を驚かせた群馬への移籍。それから2シーズンを経て、J1リーグでのプレーは大宮アルディージャ時代の2017年以来5年ぶりとなる。京都では曺貴裁監督のもと、どのような進化を遂げるのか楽しみだ。
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[文:サカノワ編集グループ]