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川崎市がオミクロン株の観戦者周辺の全70人の陰性確認。5人連絡つかず

川崎フロンターレ。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

4人はチケット購入も観戦せず。

 川崎市(福田紀彦市長)は12月27日、12日に等々力陸上競技場の天皇杯・川崎フロンターレ対大分トリニータ戦を観戦し、その後東京都の発表により新型コロナウイルスのオミクロン株に感染していることが確認された観戦者の周辺にいた70人が検査を受けた結果、いずれも陰性であったと発表した。

 川崎市はこの陽性判定が確定したあと、チケット購入時の代表者に対して電話連絡を実施。必要な検査を実施してきた。

 検査対象はSA席メインベンチ左側メイン上層北側Bゲート216、217ブロックの一部の座席 のチケットを購入していた79人。

 電話連絡と検査の結果、市内居住の観戦者35人は全員の陰性が確認された。市外居住の観戦者35人は陰性、1人は連絡が通じず検査の有無を含め確認できていない。

 またチケットは購入していたものの当日来場しなかったのは4人だった。

 さらに陽性者の座席からかなり離れていた位置で観戦していて、電話が通じなかったのが4人。

 検査に協力した70人は、新型コロナウイルス陰性が確認されたということだ。

 残りの5人は確認できなかったが、スポーツ観戦日である12日から、健康観察期間に相当する14日間が経過した26日までに、この事例と関連する感染者の発生報告はなかった。川崎市は「等々力陸上競技場におけるスポーツ観戦を原因とする感染拡大のおそれはないと考えている」という。

 日本サッカー協会(JFA)主催の天皇杯準決勝と決勝の3試合で、コロナ禍以降初めて、観客制限なしで試合が開催された。決勝は12月19日に東京の国立競技場で行われ、満員となる5万7785人が来場。これまでのところ、新型コロナウイルスの感染などの報告は出ていない。

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[文:サカノワ編集グループ]

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