町田浩樹がユニオン・サン=ジロワーズに期限付き移籍。日本代表MF三笘薫とチームメイトに
鹿島の町田浩樹。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「アントラーズで培った全てを胸に、夢を追いかけていきます」
J1リーグの鹿島アントラーズは1月4日、東京オリンピック日本代表のDF町田浩樹(MACHIDA Koki)がベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズに期限付き移籍することで、クラブ間の基本合意に達したと発表した。現地でのメディカルチェックを経て、正式契約が結ばれる。移籍期間は、2023年6月30日までの1年半。
町田は1997年8月25日生まれ、茨城県出身。190センチ・80キロ。
鹿島アントラーズつくばジュニア ― 鹿島つくばJrユース ― 鹿島ユース ― 鹿島(2016~)。
これまでの通算成績は、J1リーグ87試合・8得点、ルヴァンカップ11試合・0得点、天皇杯8試合・0得点、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)10試合・0得点。左利きの大型センターバック。
町田は鹿島を通じて、次のようにコメントしている。
「ベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズに移籍することになりました。まずは、自分の夢、成長のために、この移籍を受け入れてくれたアントラーズに感謝します。
ここ数年タイトルを獲ることができず、自分の中で歯がゆさがあるのも事実です。しかし、自分のキャリアを考えた時、 今、挑戦するべきだと決断しました。
アントラーズには小学4年生から15年間在籍しました。僕の生きている時間の半分以上を過ごしたこのクラブは家であり、ともに戦った仲間たちは家族そのものです。
そして勝った時、負けた時、大怪我をした時、どんな時も応援してくださったファン・ サポーターの皆様のおかげで、ここまで戦うことができました。アントラーズで培った全てを胸に、夢を追いかけていきます。
クラブに関わるすべての アントラーズファミリーの皆さん、本当にありがとうございました」
ユニオンには東京五輪をともに戦った日本代表MF三笘薫が在籍しており、新たなチームメイトとなる。
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[文:サカノワ編集グループ]