右利きの本田圭佑、現役引退を決断「自分のサッカー人生、最後まで後悔なくやりきった」
写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
JFLの武蔵野ひと筋8年間プレー。
JFL(日本フットボールリーグ)東京武蔵野ユナイテッドFCに所属しているMF本田圭佑が1月18日、2021シーズン限りで引退することを決めたと発表した。2014年から“武蔵野”ひと筋でプレーしてきた30歳がスパイクを脱ぐ――。
本田は1991年6月22日 【身長/体重】171cm/70kg 【出身地】新潟県 【経歴】豊栄JrSC ─ 豊栄JYSC ─ 新潟工業高 ─ 平成国際大 ─ 横河武蔵野FC/東京武蔵野シティFC/東京。JFL通算160試合・15得点を記録している。
本田はクラブを通じて、次のように振り返っている。
「現役を引退することを決めました。
自分のサッカー人生、最後まで後悔なくやりきったと思います。辛い時期もありましたが、思い返せば楽しかった思い出ばかりです。
引退した今、一番に思い浮かぶのは感謝の気持ちです。
小学生の時からサッカーを始め、今までたくさんの人と関わってきました。全ての皆様にこの場を借りて、感謝を伝えたいです。
学生時代では、サッカーの面白さや深さを教えてくれ、人間的にも成長させてくれた、監督や、コーチの皆さん、一緒に戦っくれただけでなく、バカなことや、沢山の思い出をくれた仲間、強く上手かった、そして恐かった先輩方、こいつらには負けないと思わせてくれ、人懐っこく仲良くしてくれた後輩達、最高の経験、思い出をありがとうございました。
武蔵野では8年間もの長い間、スポンサー様、ファンサポーターの皆様、ボランティアスタッフの皆様、監督、コーチ、スタッフ、事務局、多くの方々に支えて頂きました。皆さんと一緒に勝利を目指して戦えたこと、勝った時の喜び、負けた時の悔しさ、これは人生の財産だと思っています。
引退を決めてから、過去の試合記録を見て振り返りました。一緒にプレーした多くのチームメイトの名前が出てきます。練習や試合のことを思い出し、何とも言えない気持ちになりました。 無口で有名でしたが、みんなとサッカーしている時は何よりも楽しかったです!
みんなで勝った時のこの喜びは、他では経験出来ないことだと思います。先輩方、同期のメンバー、一部生意気な奴もいた後輩達、皆さんとサッカーできて良かったです!
職場の皆様には多くのご迷惑をおかけしました。皆様のご理解とご協力が無くしてサッカーはできませんでした。会場にも応援に来てくださり、嬉しかったです。これからも宜しくお願い致します。
ここまで大好きなサッカーを続けて来れたのは、支えて下さった皆さんのおかげです。ありがとうございました。
最後に、一番側で応援てくれた、両親、兄、妻、娘達、本当にありがとう。 最高のサッカー人生でした! この経験をこれから活かして生きていきます。
長い間ありがとうございました! 本田圭佑」
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[文:サカノワ編集グループ]