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Jリーグの飲水タイム「日本独自ルール」のため、夏場の熱中症対策以外は実施せず

写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

2022シーズンから、「コロナ禍」前に戻すと理事会で決定。

 Jリーグは1月31日に理事会を開き、コロナ禍に行使し汽船の全試合で実施されてきた「飲水タイム」について、日本独自ルールのため、2022シーズンは夏場の熱中症対策を除いて実施しないことを決めた。

 対象となる大会はJリーグ(J1・J2・J3)、ルヴァンカップ、J1参入プレーオフ、FUJI FILM SUPER CUP2022。

 2021シーズンの飲水タイムルールは、国際試合やヨーロッパの主要リーグでは採用されておらず、日本国内の独自ルールだった。そのため国際基準に合わせると決め、感染対策を継続しつつ、競技力、試合の魅力を向上させようと検討した結果、採用する際の基準を定めた。

 引き続き感染対策として飲水ボトルの共有は不可。選手が試合中にボトルを共有せず給水できる環境(飲み切りで使用できるペットボトルの用意等)を整えるのを前提とする。

 基準は「WBGT値(湿球黒球温度)」が飲水タイム実施基準値に達した場合のみ、新型コロナウイルス感染拡大前のルールに戻す。

 WBGT値とは気温、湿度、日射・輻射などの周辺熱環境を総合して計測する暑さ指数。JFA「熱中症対策ガイドライン」 にて飲水タイムを行う際の基準が定められている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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