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日本代表FW古橋亨梧の復帰待望論、強まる。セルティック8連勝でストップ…ハイバーニアンの籠城崩せず

日本代表の古橋亨梧(左)と南野拓実(右)。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

シュート数13本対2本と攻め続けたが――。

[スコットランド1部 28節]ハイバーニアン 0-0 セルティック/2022年2月27日12:00(日本時間21:00)/イースター・ロード

 スコットランド1部、首位に立つセルティックFCはハイバーニアンFCとスコアレスで引き分けた。セルティックの日本代表FW前田大然、旗手怜央が先発フル出場。井手口陽介はベンチ入りしたものの出場機会を得られず。また古橋亨梧はメンバー外だった。

 シュート数は13本(枠内3本)対2本(同0本)と、自陣ゴール前を徹底的に固めて一発を狙うハイバーニアンを最後まで崩し切れなかった。

 そこでサポーターの間でも待望されるのが、古橋の復帰だ。ヴィッセル神戸から加入して今季14試合・8得点・2アシストと活躍していた新エースだが、昨年12月から一度は復帰したもののハムストリングス負傷で戦列を離れている。

 この試合前、セルティックのアンジェ・ポステコグルー監督は『スカイ』の取材に対し、「キョウゴはその力を1日も早く取り戻そうと本当に一生懸命取り組んでいます。それがインターナショナルマッチウィークの時なのか直後なのか分かりませんが、私たちは待たなければなりません。そう遠くはないでしょう」と、復帰が近づいていることを明かしている。

 加えて、そのコメントからは、古橋の離脱につながった、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選に臨む日本代表への招集を懸念しているようだ。次のアジア最終予選は3月(24日アウェー・オーストラリア戦、29日ホーム・ベトナム戦)に予定されている。

 また今後はこの日のハイバーニアンのように、明らかな時間稼ぎなどで試合自体を壊すことを狙うケースも増えてきそうだ。ただ焦りからか、この日のセルティックの選手からは、逆にシュート精度を欠いたり、いつもはいるはずの“詰め”の選手がファーにいなかったり、平常心をやや欠いているような光景も見られた。

 首位チームのプレッシャーもかかってきそうだが、さらにしたたかに攻め倒せるか。セルティックが王道を突き進んでいくための試練にも立たされている。

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[文:サカノワ編集グループ]

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