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【横浜FM】新加入初先発の西村拓真が神戸から2得点「宏太くんがずっと僕を見てくれていて、そろそろ決めないとヤバかった」

横浜F・マリノスの西村拓真。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

2-0勝利、チームにとっても大きな収穫に。

[J1 10節] 横浜FM 2-0 神戸/2022年3月2日19:30/日産スタジアム

 横浜F・マリノスのFW西村拓真がヴィッセル神戸戦、今季リーグ初先発を果たして2ゴールを決めて、勝利に貢献した。

 前半38分、小池裕太のコーナーキックにフリーとなってジャンプヘッドで合わせ先制。さらに後半アディショナルタイムの90+5分、水沼宏太からのパスを受けて持ち込み最後は小林友希を振り切りファーサイドにショットを決めた。ホーム日産スタジアムでのあいさつ代わりと言える2ゴールで、サポーターの心を掴んだ。

「まずチームが勝てたことが一番嬉しいですし、それに貢献できて良かったです」

 今季ベガルタ仙台から加わった25歳のストライカーは、そのように静かに勝利を喜んだ。そして2ゴールについて、次のように振り返った。

「1点目はフリーだったので、いいボールが(小池)裕太から来たので合わせるだけでした。2点目は、(水沼)宏太くんがずっと僕のことを見てくれていたので、そろそろ決めないとヤバいと思っていたので、良かったです」

 そのように、少しだけ水沼からのプレッシャーも感じていたということだ。

 何より西村はF・マリノスサポーターの熱い支えを体感し、何としてでもこの初先発のチャンス、それに応えたかったと語った。

「(ウォーム)アップから熱を感じていました。日産スタジアムが一体となっていて、あのピッチに立てたのは誇りでした。このエンブレムに恥じないように、もっとやっていきたいです」

 チームにとっても、この新たな前線のピースが機能し結果を残したのは大きな収穫(フル出場)で、さらに宮市亮の復活など朗報も多い。直近の柏レイソル戦はまさかの二人退場もあり敗れたが、引きずることなく嫌な流れを攻め切って吹き飛ばし、ライバルとなり得るACL組の神戸から大きな勝点3をもぎ取った

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