ロシアサッカー“平常開催”。橋本拳人が久々先発のロストフ、ソチに敗れる。「引き分けが妥当だった」
橋本拳人。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
FIFAが特別措置を発表。
[ロシア1部 20節] ロストフ 0-1 ソチ/2022年3月7日16:30(日本時間22:30)/ロストフ・アリーナ
ウクライナ侵攻により欧米や日本などから経済制裁を受けるロシアだが、サッカーのリーグ戦は平常通り開催されている。1試合延期されていたFCロストフは、ホームでPFCソチと対戦し、0-1で敗れた。リーグ2試合ぶりの勝利はならなかった。
ロストフの日本代表MF橋本拳人はケガで離脱が続いていたが、この試合で昨年10月23日のFCアルセナル・トゥーラ戦(〇4-0)以来となる復帰を果たした。4-3-3のインサイドハーフで先発出場し、84分に交代している。
クラブ公式サイトによると、ロストフのヴィタリー・カファノフ・ヘッドコーチが試合後の記者会見に応じて、「引き分けか、あるいは勝てたと思います。両チームにチャンスがあり、そのような結果のほうが妥当だったと言えるでしょう」と語っている。
ロストフは4勝6分9敗で16チーム中14位と降格プレーオフ圏に沈んでいる。
FIFA(国際サッカー連盟)は、ウクライナとロシアに所属する外国籍選手について、所属先と合意に至らなくても、6月30日まで一時的に別リーグに移籍できる特別措置を認めると発表している。その後、ロシアのチームと再交渉するというもの。ウクライナは現在リーグ戦が中止されていて、両国に約100人の外国籍選手が所属している。
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[文:サカノワ編集グループ]