総額400億円!!リバプールはハーランド争奪戦から降りる「クレイジーだ」とクロップ監督
ドルトムントのハーランド。 (Photo by Alex Grimm/Getty Images)
「ノーチャンス」とお手上げ。
イングランド・プレミアリーグのリバプールFCは、今シーズンオフの移籍マーケットの最注目銘柄であるドイツ・ブンデスリーガ1部ボルシア・ドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドの争奪戦から降りる決断を下したようだ。
リバプールのドイツ人指揮官ユルゲン・クロップ監督がこのほど、『スポーツ・ビルド』で、あまりに移籍金が高騰しているとその理由を語った。
「私たちがそこに近づくことはないでしょう。言われている数字はクレイジーです。手出しできません。ノーチャンス。正直言って、そこまでして望んでいません。まったく面白くありません」
『ビルド』によると、ハーランドを複数年契約で獲得するには、本人のサラリーに加え、仲介人への支払い、コンペティションに連動したボーナスなど含め、総額3億ユーロ(約400億円)を超える可能性があるというのだ。
194センチの高さと強さ、さらに巧さと格別の得点力を備えたハーランドは2020年1月にRBザルツブルクからドルトムント加入(南野拓実と同じタイミング)。この約2年半、圧倒的な存在感を示し続けている。昨季はリーグ28試合・27得点。今季はリーグ18試合・16得点・6アシスト、公式戦通算24試合・23得点・6アシストを記録している。
ハーランドはドルトムントと2024年6月まで複数年契約を結んでいる。まだこれからも売却のチャンスはある。ただしパリ・サンジェルマンのキリアン・ムバッペのようにフリートランスファーまで待つという決断を下されるとドルトムントは一銭も移籍金を得られなくなるため、そのあたりの駆け引きもポイントとなる。
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[文:サカノワ編集グループ]