×

【浦和】シャルクがデビュー、赤く染めたゴール裏に感謝「その力を必要とするタイプ。ファンから背中を押されるとどんどん気持ちが昂り強くなれる」

試合後に取材に応じた浦和のアレックス・シャルク。(C)SAKANOWA

積極的にフィニッシュを放つ。ACLにも帯同。

[J1 8節] FC東京 0-0 浦和/2022年4月10日14:00/味の素スタジアム

 FC東京対浦和レッズ戦、浦和に加入した元U-21オランダ代表のアレックス・シャルクが後半途中からピッチに立ち、Jリーグデビューを果たした。

 29歳のストライカーは81分、小泉佳穂と代わってピッチに立った。キャスパー・ユンカーとほぼ2トップの形になり、それまでFC東京守備陣に上手く対応されていた前線に変化を与えた。来日から間もなくコンビネーション面はまだまだだが、積極的にフィニッシュを放つなど、攻撃面のいい流れをチームにもたらした。

 結局ゴールは生まれなかったが、今後に可能性を抱かせる日本での一歩を踏み出した。

 シャルクは試合後、デビュー戦を振り返った。

「あと5分あれば得点が生まれていたゲームだったと思います。自分の役割は攻撃にエネルギーを注入し、どんどん脅威を与え、チャンスをクリエイトするところ。もしも90分間出られるようになれば、常にベストを尽くし、ハードワークでもっと貢献したいです」

 また味スタのゴール裏を赤く染めたサポーターの存在が、勇気を与えてくれたと感謝した。

「ものすごく素晴らしい気持ちがこみ上げてきました。アウェーであれだけの数のファンを目の前にしたのは初めての経験でした。自分はそういった力を必要とする選手です。かなりモチベーションになりました。ファンから背中を押されるとどんどん自分は気持ちが昂り、強くなれるタイプだと思っています。ホームの埼スタが埋まった状況でプレーできる日を待ち焦がれています」

 シャルクはそのように今後を楽しみにしていた。このあとタイ・ブリーラムで集中開催されるAFCアジアチャンピオンズリーグに参戦する。そこで浦和初ゴールなるか――楽しみな助っ人が加わった。

【注目記事】
【浦和】シャルクが加入会見。憧れの存在はあのアルゼンチン代表FW「プレースタイルも多少似ているかなと思う」

【札幌】興梠慎三が右ヒザ内側半月板損傷

アギーレ監督から“ダメ出し”、久保の闘志に着火「今週ずっと先発で練習してきたが…」。マジョルカがアトレチコ撃破

Ads

Ads