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【鹿島】染野唯月、鈴木優磨の復帰で心に変化「もっと自分で行っていいかなと思うように」

鹿島の染野唯月。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

ルヴァンカップのC大阪戦へ「チーム全員で戦って、勝ちをもぎ取りたい」。

[ルヴァンカップ GS4節] C大阪 – 鹿島/2022年4月13日19:00/ヨドコウ桜スタジアム

 J1リーグ鹿島アントラーズのFW染野唯月が4月12日にオンライン取材に応じて、今季これまでの自身のパフォーマンスとともに、翌日のルヴァンカップ・グループステージのセレッソ大阪戦に向けて抱負を語った。

 今季これまでリーグ5試合、ルヴァンカップは3試合・2得点を記録している。鈴木優磨の復帰などにより、狙っていたような成績は残せていない。ただ、最前線の戦力としての地位をより強め、ある意味、好調なチームを突き上げる大きなパワーをもたらしているのは間違いない。

 2022シーズンのスタートから約2か月、「良くもなく、悪くもなくですね」という染野は、「試合の出場時間を増やせていないので、もっともっといっぱい(上田)綺世くん、(鈴木)優磨くんに負けず、シーズン通して試合数を多くして、最終的にはスタメンを勝ち取りたいです」とライバル心を燃やした。

 こだわりは、やはりゴールをもたらすこと。「一つのゲームの中でもしっかり点を決めて、結果を残すところを意識しています」と意欲を示す。

 勝利に対するメッセージをピッチで体現していく。鈴木の復帰により、淡々としたプレーが売りでもある染野だが、少し気持ちにも変化が生じてきた。

「優磨くんのような『自分が、自分が』というところは、僕はあまりないのですが、そういったところを持ち、積極的にどんどんシュートを打つなどプレーしていければ信頼を勝ち取れるのかもしれません。もっと自分で行っていいのかなと思っています。そういったところを見習っていきたいです」

 プロ3年目、鹿島の19番といえば染野とも定着してきた。メンバーの大幅な入れ替えが想定される13日のC大阪戦では先発が予想される。エレガントな20歳のアタッカーは「得点というところにこだわり、結果を残したいです。(公式戦連敗は避けたいが?)まずチーム全員で戦って、勝ちをもぎ取りたいです」と、勝利につながる貢献をしたいと抱負を語った。

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