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「大丈夫だといいが…」アーセナル冨安健洋が4か月ぶり先発も負傷交代、アルテタ監督も心配。日本代表の招集にも影響か…

先発復帰したアーセナルの冨安健洋。 (Photo by Julian Finney/Getty Images)

あくまでも大事をとっての交代ということだが――。

[プレミアリーグ 34節] ウェストハム 1-2 アーセナル/2022年5月1日16:30(日本時間2日0:30)/オリンピックスタジアム

 イングランド・プレミアリーグ34節、アーセナルFCがウェストハム・ユナイテッドFCに2-1の勝利を収めて、UEFA欧州チャンピオンズリーグ出場権の獲得圏内である4位の座をキープした。

 アーセナルの日本代表DF冨安健洋は右サイドバックとして、実に1月1日のマンチェスター・シティ戦(●1-2)以来約4か月ぶりとなる先発出場を果たした。しかし2-1で迎えた74分、敵陣で何度かボールを処理した際に足に違和感を覚え、自らボールを外に蹴って座り込む。そして左ふくらはぎのあたりを気にして、結局、セドリック・ソアレスとの交代を余儀なくされた。冨安は自力で歩いて、ベンチまで戻っている。

 クラブ公式サイトによると、アーセナルのミケル・アルテタ監督は試合後の記者会見で、ケガ人の状態について問われ、次のように答えた。

「ベン(ホワイト)はマンチェスター・ユナイテッド戦で負傷し、筋肉系に問題があるということでチェックをしています。ブカヨは大丈夫ですが、疲労が蓄積されていて、ちょっとしたケガをしました。冨安は長い間休んでいたので、続けられなかったというだけです」

 そのように冨安はあくまでも大事を取って交代したということだ。

 さらに「冨安のケガは心配されるが……」と質問されると、「いや、大丈夫だといいのですが……」と、試合直後のタイミングとあってまだ詳細は分からず、無事を願っていた。

 冨安のケガは、日本代表、そして東京オリンピック代表との両立など、代表活動の負担も少なからず影響している。今回戦列復帰を果たしたことで、ブラジル代表など強豪とのカードが実現した6月シリーズの日本代表メンバー招集も“有力視”される。しかしアーセナルでの完全復活、そして11月のワールドカップ(W杯)本番を見据えると、ちょうどオフに入る時期であり、無理をさせるタイミングではないか……。

 冨安はリーグ戦18試合・1アシスト。アーセナルは日本時間8日22時からリーズ・ユナイテッド、そして13日深夜にCL出場権を争うトッテナム・ホットスパーFCとの試合が組まれている。

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