リバプール南野拓実、モナコ移籍へ3候補の一人?「27歳で全盛期にある」
南野拓実。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
チュアメニ獲得のためのトレード要員に“推薦”される。
イングランド・プレミアリーグのリバプールFCは次のオフに開く移籍マーケットで、フランス1部ASモナコに所属しているMFオーレリアン・チュアメニの獲得を目指している。ただしチュアメニは人気銘柄とあって、アーセナルFC、チェルシーFC、マンチェスター・ユナイテッド、さらにレアル・マドリードも興味を示していると言われる。
そうしたなかイギリスメディア『エクスプレス』は5月2日、リバプールのチュアメニ獲得のためには、現在の豊富な戦力を生かして代わりになるタレントとの“トレード”が効果的であると提言。そのうえで3人の候補者を推薦し、その一人に日本代表MF南野拓実を挙げている。
同メディアが候補に挙げているのは、南野、カーティス・ジョーンズ、アレックス・オックスレイド=チェンバレンだ。
南野については、次のように紹介している。
「ミナミノ・タクミはベンチからのインパクトプレーヤーとして活躍し、カップ戦ではスタメンとしてクオリティを発揮してきた。しかしクロップのエリートである第一のアタッカー陣の座を掴めておらず、この夏に退団する可能性も出ている。
南野はレッズのカップ戦で12試合に出場し、10ゴール・3アシストを記録。27歳と年齢的に全盛期を迎えている。モナコは南野を攻撃陣に加え、さらにチャウメニとのトレードにより少なからず移籍金を受け取ることができると考える」
「南野+移籍金」という条件でモナコはチャウメニを獲得できて、南野もモナコにフィットするのではないか――そんな青写真を描いている。
壮絶な戦いとなったUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝のビジャレアルCFとのセカンドレグ、南野はベンチ入りしたものの出場機会を得られなかった。シーズン終盤に突入し、なかなか出場機会を得られずにいる。
一方、モナコは現在18勝8分9敗でリーグ4位。首位パリ・サンジェルマンの優勝は決定しているが、2位オリンピック・マルセイユとは3ポイント差でまだ十分CL出場権(2位までが本選、3位がプレーオフ出場の権利)も狙える位置につけている。
この話――可能性は決してゼロではないかもしれない。
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