北野誠監督が今季限りで退任「頑張るだけだった選手たちが、サッカーを楽しんでいる姿を見て…」。WEリーグ元年、ノジマステラ神奈川相模原を率いる
北野誠監督。(C)ノジマステラ神奈川相模原
２年間、独自の「女子サッカー」を目指して――。
WEリーグのノジマステラ神奈川相模原は５月23日、北野誠監督が今季限りで退任すると発表した。WEリーグ元年を終えた北野監督は、クラブを通じて次のようにメッセージを残している。
「最後のなでしこリーグ、そしてWEリーグ元年という節目のシーズンに監督の機会を与えていただいた、ノジマ・野島社長とノジマステラ・深井前代表に感謝を申し上げます。 これまでの『日本女子サッカーではない女子サッカー』をテーマに選手たちと共に作ってきました。
それは形で見えるものではなく、選手たち自身がピッチで考えて判断する主体性を持ったサッカーです。成長できたかどうかは、ピッチで走る選手たちの表情で分かります。頑張るだけだった選手たちが、サッカーを楽しんでいる姿を見て、成長させることができたと感じています。
ファン・サポーターの皆様におかれましては、コロナ禍だったこともありコミュニケーションが一切、取れなかったのは残念でした。成績が振るわないシーズンではありましたが、いつも変わらず声援を送ってくれた事は感謝の気持ちしかありません。
最後に日本女子サッカーとWEリーグのご発展を祈念申し上げます」
ノジマステラ神奈川相模原は今季２勝７分11敗の勝点13で、11チーム中10位だった。
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