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パリSGからオファー、ジダンの優先は…!?「監督交代」もエムバペ契約更新の条件か

レアル・マドリード時代のジネディーヌ・ジダン監督。(Photo by Peter Powell/Pool via Getty Images)

カタール首長から直接説得?

 前レアル・マドリード指揮官のフランス人ジネディーヌ・ジダン氏が、フランス1部パリ・サンジェルマンから新シーズンの監督就任オファーを受けている。今のところ引き受けるつもりはないと見られるものの、パリSGの実質オーナーであるカタールの首長から直接口説かれ、そこでは“ノー”とは伝えなかったという。

 キリアン・ムバッペが2025年まで再契約を結び、契約更新料3億ユーロ(約405億円)、年俸1億ユーロ(約135億円)と、まず計540億円を得たと言われる。そしてスペインメディア『アス』は5月22日、さらに契約更新の条件に、アルゼンチン人のマウリシオ・ポチェッティーノ監督、ブラジル人のレオナルド・スポーツディレクターの“更迭”も含まれていたと報じる。またパリSGのナセル・アル・ケライフィ会長が「ムバッペとの契約更新の策略の一つだった」というのが、ジダン氏の招聘だったそうだ。

 ただしジダン氏は、カタール・ワールドカップ(W杯)後、ディディエ・デシャン氏の後任として、フランス代表監督の座を“優先”したい意向であると伝えられる。現時点では2022-23シーズンのパリSG監督を務める考えはない、ということだ。

 ところが『テレフット』によると、今回カタールの首長がジダン氏を直接口説いていると報じる。実現にはまだほど遠いものの、ジダン氏は“ノー”とは言わなかったそうである。デシャン監督のカタールW杯後の続投の可能性もあり得るため、パリSGに対しても基本的には“オープン”のスタンスであるそうだ。

 パリSGの後任候補は他に、ヨアヒム・レーヴ、クリストフ・ガルティエ、ロベルト・マルティネス、アントニオ・コンテ、ティアゴ・モッタ、フレン・ロペテギの名前が挙がっている。

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