×

サンタクララ監督「重要な選手を失う」、守田英正のスポルティング移籍に言及

守田英正。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

新天地にて「パニーニャと組める」とイメージ。

 ポルトガル1部のCDサンタ・クララに所属する日本代表MF守田英正の同リーグ名門のスポルティングCPへの移籍が合意に向けて近づいているようだ。サンタ・クララのダニエル・ラモス監督が現地の取材でこの件について言及、「重要な選手を失うことになる」と、守田の移籍を巡る一連の話に言及した。 

 守田は2024年6月までサンタ・クララと複数年契約を結んでいる。そうしたなか、『ア・ボーラ』によると、契約解除金(移籍金)350万ユーロ(約4億8000万円)、契約期間は「5年」で、スポルティングへの移籍合意に向かっているということだった。

 そして『デス・ポルチ・アオ・ミヌート』によると、今回『Canal 11』で、サンタ・クララのラモス監督が次のように語ったそうだ。

「重要な選手を失うことになります。それが守田だという話はありますが……。守田は違いを作れる選手。彼が私たちのチームに加わったことは素晴らしく、さらに上のレベルのクラブで活躍できるポテンシャルを持っています。6番、あるいは8番のポジションでプレーできます」

「彼はスペースを見つけるのがとても上手い。その足でコミュニケーションをとり、他の人と異なる発見をしていきます。まるで街角で静かにプレーするように。(スポルティングに所属する)パニーニャとはまた少し違うタイプで、彼と組むことも可能でしょう」

 そのように現指揮官が、移籍後のイメージまで膨らませている。

 守田を巡っては過去にも移籍話が浮上したが、実現してこなかった。果たして、新たな契約まで漕ぎつけるだろうか――。

 守田は1995年5月10日生まれ、大阪府出身、27歳。177センチ・75キロ。金光大阪高校、流通経済大学、川崎フロンターレを経て、2年前の1月にサンタ・クララへ完全移籍。今季リーグ28試合・1得点・1アシスト、公式戦通算38試合・2得点・1アシストを記録。日本代表ではカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でレギュラーポジションを掴み、国際Aマッチ16試合・2得点を記録。

【注目記事】
セルティックが日本人5選手リストアップか。浦和の伊藤敦樹、FC東京の小川諒也、広島の森島司、G大阪の…

日本代表MF守田英正、名門スポルティング移籍へ「5年契約」。移籍金約5億円で攻防ライン、サンタ・クララ“最終調整”

【日本代表 市場価格 TOP20】5位・久保建英、4位・遠藤航、上位3人は…

Ads

Ads