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吉田麻也、遠藤航、南野拓実、さらに…。ブラジル参謀サンパイオが日本代表を徹底分析

試合前日の記者会見に臨んだブラジル代表のチッチ監督。写真提供:日本サッカー協会/(C)JFA

元横浜F・柏・広島のセレソンボランチ、日本語は今も流暢。チッチ監督「W杯で対戦するレベルにある2チーム」。

[キリンチャレンジ杯] 日本代表 – ブラジル代表/2022年6月6日19:20/国立競技場

「キリンチャレンジカップ2022」サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)対ブラジル代表戦が6月6日、国立競技場で行われる。

 FIFAランキングはブラジル1位、日本23位。カタール・ワールドカップ(W杯)まで5か月、日本が世界最強チームをホームで迎える。

 ブラジル代表のチッチ監督、元横浜フリューゲルス、柏レイソル、そしてサンフレッチェ広島で活躍したサンパイオ・コーチが試合前日記者会見に臨み、この試合の位置づけなどを語った。

 チッチ監督は2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント1回戦、日本が途中までベルギーにリードしていた試合をチェックし、「あのまま行けば、私たちは対戦していた」と振り返った。

「私たちにとって今回、重要な試合です。W杯にふさわしい二つのチームが対戦すると捉えています。2018年のロシアW杯、私たちがラウンド16でメキシコに勝利した直後、日本が2-1でベルギーにリードしているのを見ました。次の試合、日本とブラジルが対戦すると思っていました。何が言いたいかというと、日本とブラジルがW杯で対戦するレベルの2つのチームであるということです」

 また、日本で警戒する選手を問われると、サンパイオコーチが答えた。

「日本代表はとてもバランスの取れたチーム。特にディフェンスが非常に強固です。名前を挙げるならば、吉田選手、長友選手、遠藤選手。遠藤選手はポジショニングがとても優れていてストロングな選手。前線にはクリエイティブな選手が揃っています。とりわけ南野選手は技術が高く、伊東選手は1対1に強くスピードを備えています」

 そのようにブラジル戦で先発が予想される5選手のことをチェックしていた。

「素晴らしいゲームになると思います。お互いテクニックを駆使して勝利を目指す、似た特長を持つチームです。試合を見た方たちは、みんな幸せな気分になると思います」

 そのように日本で実績を残してきた元セレソンボランチは、日本を分析していた。そして最後は「よろしくお願いします。じゃあ、ありがとうございます!」と笑顔とともに流暢な日本語で締めくくった。

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