横浜F・マリノスが福岡選手へのSNSでの誹謗中傷に“警告”「極めて悪質」「看過できません」
横浜F・マリノスのエンブレム。(C)SAKANOWA
「FAIR PLAY, FAIR SUPPORT」のクラブフィロソフィーを改めて訴える。
[J1 29節] 横浜FM 1-0 福岡/2022年9月10日19:03/日産スタジアム
J1リーグの横浜F・マリノスは9月11日、クラブ公式サイトで「SNSにおける誹謗中傷的な投稿について」と題し、ファン・サポーターに注意を呼びかけた。
クラブによると、前日10日に日産スタジアムで行われたアビスパ福岡戦を終えたあと、SNS上でアビスパ福岡の選手に対して、「F・マリノスのファン・サポーターと思われるアカウントによる誹謗中傷の投稿が散見されております」と報告。そのうえで、「いかなる理由があっても誹謗中傷、侮辱、脅迫は、決して許されることではなく、内容は極めて悪質なものであり、看過することはできません」と、書き込みによる“暴力”を批判している。
クラブは改めて方針を伝え、理解と協調を求めている。
「横浜F・マリノスは、『《FAIR PLAY, FAIR SUPPORT》 差別・挑発・迷惑行為は、絶対に許しません』をスローガンに、人権啓発活動を行っています。ファン・サポーターの皆様におかれましては、クラブに関わるあらゆる人が共有し、持つべき姿勢、考え方であるクラブフィロソフィーを胸に刻み、リスペクトをもった発信・行動を行っていただきますよう、お願い申し上げます」
横浜FMはこの試合、西村拓真の負傷しながらのラストパスからアンデルソン・ロペスが決勝点を奪い、福岡に1-0の勝利を収めた(西村は24分で交代)。リーグ2連勝で川崎フロンターレとは3ポイント差。このあと14日にアウェーで京都サンガF.C.戦、18日にホームで北海道コンサドーレ札幌戦と連戦が続く。
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