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中井卓大が「アンチェロッティを驚かせた」、レアル・マドリードのトップチームに練習参加

レアル・マドリード、カスティージャの中井卓大。 (Photo By Oscar J. Barroso/Europa Press via Getty Images)

ダービーを前に。その遊び心に感心させられている――。

 スペイン1部レアル・マドリードのカスティージャに所属する中井卓大がこのほど、トップチームの練習に参加した。スペインメディア『デフェンサ・セントラル』は、「カルロ・アンチェロッティ監督を驚かせた」と題して、中井についてクローズアップするレポートを掲載している。

 アトレチコ・マドリードとのダービーを前に、中井はトレーニングに参加。過去にも何度かトップチームの練習を経験しているが、同メディアは、レアル・マドリードの持つ素晴らしいタレントの一人で、「アンチェロッティは彼のことをよくチェックしている。この日本人MFはグループ練習に加わり、コーチングスタッフたちを驚かせている」と報じている。

 “ピピ”中井は「ユース世代のなかの最も有望な選手の一人」で、アンチェロッティ監督は、何度か彼とのセッションを経て、「その遊び心に感心させられ、タッチのセンスと判断力はエリート級で、そのような能力を持った選手は数少ない」と称賛している。

 ラウル・ゴンザレス監督率いるカスティージャでは、3部相当のプリメーラ・ディビシオンR.F.E.F.リーグで今季これまで出場機会を得られずいる。ただベンチ入りは続いていて、“デビュー”は近いか。18歳の日本人アタッカーが、スペインでも注目を集める存在になりつつある。

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