森保監督、複数システムに好感触。4-2-3-1、3-4-3、5-4-1…冨安健洋が右SBに。鎌田大地&三笘薫のゴールで、日本代表が米国代表に2-0勝利
アメリカ戦で試合を決定づける2点目を突き刺した日本代表の三笘薫。(Photo by Lars Baron/Getty Images)
「選手たちがピッチ内で修正し戦えたことが良かった」。27日はエクアドル代表と対戦。
[キリンチャレンジカップ] 日本代表 2–0 アメリカ代表/2022年9月23日14:25(日本時間21:25)/エスプリ・アレーナ(ドイツ)
カタール・ワールドカップ(W杯)のメンバー発表を前にした9月シリーズ2連戦の1試合目。日本代表が鎌田大地と三笘薫のゴールで、アメリカ代表に2-0の勝利を収めた。
FIFAランキングは日本24位、アメリカ14位。森保一監督はまず4-2-3-1を採用。センターフォワードに前田大然、トップ下に鎌田大地、右MFに伊東純也、そして左MFに久保建英が配置されてスタート。若手主体で試合直前にはケガでメンバー変更を余儀なくされたアメリカに対し、日本が試合をコントロールする。
13分、前田のプレッシングからこぼれたボールを久保がつなぎ、最後は鎌田が決定的なショット! しかし、これはGKに阻まれる。
それでも25分、伊東から守田英正を経由し、オフサイドぎりぎりで鎌田がゴール! 副審はオフサイドと判定したが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を経て、微妙ではあったがオンサイドで、ゴールが認められた。
日本はハーフタイムを挟み、転倒して腰付近を打った権田修一からシュミット・ダニエルに交代。さらに町野修斗、伊藤洋輝がピッチに立つ。伊藤がCBに入り、冨安健洋は右SBへ。そしてそのあと加わった三笘が88分、得意のカットインからゴール! 途中からは冨安、吉田麻也、伊藤の3バック(3-4-3)、最後は原口元気と中山雄太が加わる5バック(5-4-1)で試合を締めた。
森保監督は「勝負事なので、もちろん勝利できて嬉しく思います。選手たちがしっかり意思統一して、上手くいかないこともありましたが、ピッチ内でいろいろな修正をしながら戦えたことが良かったです」と、手応えを得ていた。
日本は27日、同会場で同じくカタールW杯出場国であるエクアドル代表と対戦する。
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