【浦和0-4C大阪】リカルド・ロドリゲス監督「前半で持っていかれた」。ルヴァン杯準決勝敗退
浦和のリカルド・ロドリゲス監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
記者会見で心身のダメージからの回復も課題に挙げる。
[ルヴァンカップ 準決勝 第2戦] 浦和 0-4 C大阪/2022年9月25日17:00/埼玉スタジアム
※2試合トータル、C大阪が5-1で決勝進出
浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督はルヴァンカップ準決勝・セレッソ大阪との第2戦のあとの記者会見で、次のように振り返った。
「前半で相手に持っていかれてしまう形になってしまいました。彼らが素晴らしいプレッシングを掛けて来て、やりたかったことを相手に完全に消されてしまいました。もしかすると選手たちに疲労などあったかもしれません。ただ確かに言えるのは、彼らが上回り、やるべきことをやって抑え、私たちはやるべきことができませんでした。
後半は、3点が必要になり、今までやってこなかったチャレンジをして、選手たちはそこに向けてやってくれました。狙いとしては早い時間に1点を取れればと前から行きましたが上手くいかず、逆にミスから失点を重ねてしまいました。
最後まで戦い続けたことを次に生かしたいです。チャンスの数を増やし、そこを決めきれるように改善していきたいと思います」
多少のバランスを崩してもゴールを狙おうと、伊藤敦樹を前へ出す選択をした。が、それも奏功せず。指揮官は「伊藤敦樹を前へ押し上げながら、そのままでいき数的優位を作ろうとしました。ただ松尾や小泉には多少疲労があったのかなと感じました」と語った。
これでACLは来年2月の決勝進出を決めたが、国内無冠が決定。今後の目標を問われたリカルド監督は次のように語った。
「タイトル獲得を期待し、この大会を戦ってきました。なんとか国立に行きたかったものの逃してしまいました。リーグ戦では、1試合1試合をしっかり戦うことがまず大事で、昨年(6位)よりも高い順位で終わらせます。そのためには、回復すること。8月の中2日で戦った疲労も出てきています。この敗戦で頭の疲労もあるので、心身ともにリフレッシュすることも大切になります。(来年2月のACL決勝に向けて)クラブにとってACL獲得は重要な目標であり、1試合ずつ戦い、そこに向けて準備していきたいです」
【注目記事】
・【日本代表システム考察】「久保建英ゼロトップ」の選択肢を加えたい!4-2-3-1のオプション、エクアドル戦の試合途中からでも…
・【日本代表 市場価格ランキング】堂安律が久保建英を抜く。1位「31億円超え」はあの二人!Jリーグ1位は浦和の酒井宏樹だが…
・罰金15万円!ダビド・シルバが弟らと乱闘、若い女性を押し倒す。一人はナイフで脅す…。レアル・ソシエダの元スペイン代表
「舞台は整った。その一言に尽きます。三度負けた相手ともう一度戦えること。リベンジできるチャンスをいただけた。素晴らしいモチベーションで決勝に臨んでくれると思います」