【Jリーグ】「フットボール委員会」設立。内田篤人氏、中村憲剛氏、宮本恒靖氏らが委員に
鹿島時代の内田篤人氏。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ビジネスと一度分けて、フットボールの観点から立案。
Jリーグは9月27日の理事会で、「フットボール委員会」を新たに設置することを決めた。元日本代表の内田篤人氏、中村憲剛氏、宮本恒靖氏らが委員に選出された。窪田慎二氏が委員長を務める。任期は2022年9月27日から2024年1月31日まで。
同委員会の役割は次の通り。
1)フットボール戦略に関する事項の検討・立案
2)強化・育成に関する事項の検討・立案
3)試合日程・リーグ構造・大会方式に関する事項の検討・立案
4)フットボールの魅力向上に関する事項の検討・立案
5)その他フットボールに関する各種制度等の検討・立案
野々村芳和チェアマンは同日のメディア対応で、「フットボールとビジネスをどのようにしていくのか、というところでゴチャゴチャしてしまった議論が、実行委員会の時でも多かったと感じてきました。この委員会のメンバーには、フットボールのスタンスから、こういう政策をしたほうがいいと、徹底的に考えて立案していただきたいと思っています」と語った。その立案をもとに、リーグ発展のためのビジネス的な面を含めた話し合いをしていきたいという。
“ゴチャゴチャ”の一例として、リーグ昇格について、本来、J2であれば3位チームが勝ち上がる(あるいはプレーオフに臨む)べきだが、現在6位までのプレーオフが実施されている。そのサッカー面の“原則”について、「徹底的に発信してもらう会がほしいと考えていました」と野々村チェアマンは説明した。
委員は次の通り。
窪田慎二
Jリーグ理事
反町康治
Jリーグ理事 公益財団法人日本サッカー協会理事 技術委員長
宮本恒靖
Jリーグ理事 公益財団法人日本サッカー協会理事 国際委員長
立石敬之
Jリーグ理事 シント=トロイデンCEO
大倉智
Jリーグ理事 株式会社いわきスポーツクラブ代表取締役社長
森島寛晃
Jリーグ理事 株式会社セレッソ大阪代表取締役社長
内田篤人
Jリーグ特任理事 公益財団法人日本サッカー協会 ロールモデルコーチ シャルケ04チームアンバサダー
中村憲剛
Jリーグ特任理事 Frontale Relations Organizer 公益財団法人日本サッカー協会ロールモデルコーチ JFA Growth Strategist
三上大勝
株式会社コンサドーレ代表取締役GM
鈴木満
株式会社鹿島アントラーズ・エフ・シー 強化アドバイザー
足立修
株式会社サンフレッチェ広島 強化部長
西村卓朗
株式会社フットボールクラブ水戸ホーリーホック 取締役ゼネラルマネージャー
小林 伸二
株式会社ギラヴァンツ北九州 スポーツダイレクター
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