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【浦和】2戦連続8失点、GKの交代は? 鳥栖戦へリカルド監督が答える「その可能性がないことはありませんが…」

西川周作(左)、鈴木彩艶(右)。(C)SAKANOWA

苦手なハイプレスを志向するチームとの対戦がここから続き、「シンプルにプレーすることも必要」。

[J1 32節] 浦和 – 鳥栖/2022年10月8日15:00/埼玉スタジアム

 J1リーグ浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督が10月7日、オンラインによる公式記者会見に臨み、翌日のホームでのサガン鳥栖戦に向けて抱負を語った。

「プレスを得意とするチームが相手であれば、その得意なものを与えない。よりシンプルにプレーすることも必要だと思います。この2試合はその読みが十分ではありませんでした。特に勢いのある立ち上がりはそうしなければいけません。ロストが多いことにより、相手の成功する場面が増え、自分たちが自信を失ってしまうように見えました」

 鳥栖は状況に応じて、前線、2列目、あるいは両方のプレス強度を変化させて、対戦相手のストロングポイントを消してくる。

「いいチームだと思います。戦術が豊富で、バリエーションがあります。GKの足元の技術も高く、短いボールだけでなく長いボールの精度も高いです。ビルドアップは後ろが2枚、3枚、そこにGKが参加し、相手に合わせて戦術や選手を変えてくるチームです。非常に強度が高く、球際も強いと思います」

「GKも参加するビルドアップに気を付けなければいけません。ポゼッション率も高く、ボールを持たせれば奪いにくいチームでもあります。また岩崎(悠人)は強度や能力が高く、今季チームに勢いを付けている選手。そこには気を付けなければいけません」

 直近のルヴァンカップ準決勝のセレッソ大阪戦、そして直近のサンフレッチェ広島戦で2試合連続8失点を喫した。失点の少なさが売りの一つだったが、首位の横浜F・マリノスに抜かれた。

「2試合8失点というのは問題だと思います。最近までリーグ最少失点でしたが、ここ2試合は良くなかった。今後の対戦相手は、鳥栖、札幌、F・マリノスといずれもプレスをかけてきます。監督として対策は立て、それを次の試合で見せたいです。この状況はしっかり理解しています」

 では森保一監督のもと日本代表にも選ばれてきた二人――西川周作から鈴木彩艶へ、GKの交代はあり得るのか? その問いに、指揮官は次のように答えた。

「もちろんその可能性がないことはありませんが、変えるかどうかは分かりません。相手にヒントを与えたくありませんので、どちらになるのか、変えるのかどうかは言いませんが、私は3人のGKを信頼していますので、誰が出てもいいプレーを見せてくれると思っています」

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