アルテタ監督が冨安健洋を絶賛「サラー相手に、頭の中で考えるのと実際にやり遂げるのは全く別の話」。アーセナル、リバプールに勝ちプレミアリーグ首位
リバプールのサラーと対峙したアーセナルの冨安健洋(左)。(Photo by Justin Setterfield/Getty Images)
5年連続20ゴール以上のスーパーエースを封じる。
[プレミアリーグ 10節] アーセナル 3-2 リバプール/2022年10月9日16:30(日本時間10日0:30)/エミレーツ
イングランド・プレミアリーグ10節、アーセナルFCがリバプールFCに3-2の勝利を収め、前日に暫定で首位に立ったマンチェスター・シティを抜いて再びトップに立った。アーセナルの日本代表DF冨安健洋はリーグ今季初スタメンで、左サイドバックと左ストッパーを務めフル出場した。
冨安に与えられたミッションはズバリ、リバプールで5年連続公式戦20ゴール以上を記録しているエジプト代表FWモハメド・サラーを封じるという“大役”である。マンマークに突いていた、その背後をポルトガル代表FWルイス・ディアスに活用されての失点はあったが、試合は3-2で勝利。冨安自身は役割をまっとうし、サラーは後半途中で交代を告げられた。
クラブ公式サイトによると、アーセナルのミケル・アルテタ監督は試合後、冨安のパフォーマンスについて、次のように絶賛している。
「素晴らしかったです。サラーを相手にあのようにやってほしいと期待していましたが、頭のなかで考えると実際にやり遂げるのは全く別の話ですからね。木曜日にもプレーしていましたし、ここ数週間でより良くなり、彼は信じられないほど上手くやったと思います」
40歳のスペイン人指揮官は、この若いチームが一段と自信を付けていることを喜び、まだまだ進化できるはずだと信じる。
「まずこの瞬間、ここにいることを楽しみ、また、このレベルでプレーできるのだと信じたきたことが、間違っていなかったと決意をより固められました。あのリズムで、後半に演じたような勇気あるプレーで、一歩一歩前進していきたいです」
アーセナルはこのあと、日本時間10月14日1時45分からUEFAヨーロッパリーグ(EL)でホームにてボデ/グリムト、同16日22時からプレミアリーグでアウェーにてリーズ・ユナイテッドFCと対戦する。
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