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三笘薫のブライトン同僚、エノック・ムウェプが遺伝的心臓病で突然の現役引退

インスタグラム(@enockmwepu)にて現役引退を報告するブライトンのエノック・ムウェプ

ザンビア代表としての遠征先で体調を崩して――。

 イングランド・プレミアリーグのブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCに所属するザンビア代表MFエノック・ムウェプ(Enock Mwepu)が10月10日、自身のSNSのツイッター(@EnockMwepu45)やインスタグラム(@enockmwepu)で、遺伝性の心臓疾患により現役引退すると発表した。クラブも公式サイトで報告している。

 現在24歳のセントラルミッドフィルダーは、チームメイトの三笘薫とは“同学年”にあたる。クラブの発表によると、ムウェプは先日のインターナショナルマッチウィークにザンビア代表の活動に参加するため飛行機で移動。そこで調子を崩したため、マリで入院して検査を受けた。そこで心臓に問題があると分かった。

 ムウェプはブライトンに戻ったあとも精密検査と治療を継続して実施。そこで遺伝的な心臓病であると明らかになった。

 ただし、晩年に症状が現れたもので、これまでのスクリーニング検査では認められずにいたそうだ。スポーツを続けることで悪化する可能性があるため、引退を決断することになった。

 センターハーフとして、今シーズンはリーグ6試合に出場していた。

 クラブは社会復帰までの全面的なサポートを約束している。

 ムウェプは自身のツイッター(@EnockMwepu45)で、ザンビアの小さな街から世界最高峰のプレミアリーグでプレーする夢を果たせたこと、その夢がいつか終わりを迎えること、それが突然起こり得ること――それらを綴り、このサッカー人生に携わりサポートしてくれた全ての人たちに感謝を伝えている。また、サッカー界とつながりを持っていきたいということだ。

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