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ブライトン三笘薫が負傷から先発復帰、チェルシーから電撃アシスト!トロサールとの共存策、デ・ゼルビ監督が見出す

三笘薫。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

4-2-3-1の左MFで73分までプレー。4-1の快勝に貢献。

[プレミアリーグ 14節] ブライトン4-1チェルシー/2022年10月29日14:00(日本時間23:00)/アメックス・スタジアム

 イングランド・プレミアリーグ14節、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCの日本代表MF三笘薫が10月29日のチェルシーFC戦で負傷から復帰し、ロベルト・デ・ゼルビ新監督のもとスタメン起用され、開始5分にレアンドロ・トロサールのゴールをアシストする活躍を見せた。試合もブライトンが4-1の快勝を収めた。

 グラハム・ポッター前監督がコーチ陣とともに電撃移籍したチェルシーをホームに迎えての一戦。前節マンチェスター・シティに1-3で完敗を喫したデ・ゼルビ監督は、4-2-3-1でトロサールをセンターフォワード、そして三笘を左MFに配置する新布陣を採用した。

 10月14日の11節ブレントフォードFC戦(●0-2)で左足首を傷め、その後欠場していた三笘だが、得意のドリブルで相手を3人引き付けてラストパス。トロサールの先制点をアシストし、ホームスタジアムに熱狂をもたらした。

 このあと前半はドリブルする場面は限られ、味方とパスがずれる場面も。そのあたりも修正された後半はハーフウェーライン付近から一人で持ち上がり、アダム・ララーナの決定機を作る活躍も見せた。3-1とリードした73分に交代している。

 ブライトンのGKロベルト・サンチェスのビッグセーブ連発などもあり、ブライトンは4-1で快勝。就任6試合目、デ・ゼルビ監督の目指すビルドアップをベースとする戦いがフィットしてきたことを印象付けた。

 デ・ゼルビ監督は試合後、「三笘と(ソロモン)マーチがよくやってくれた。(レアンドロ)トロサールは素晴らしかったし、ララーナもそうだ」と攻撃陣を称賛した。ジョーカー起用の続いた三笘だが、ここに来て、スタメン獲得のチャンスを掴んだ。

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