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中村俊輔が引退会見、遠藤保仁から「俺にもFKを蹴らせろと思った」とメッセージ。日本代表を牽引したレフティ、横浜FCで26年のキャリアにピリオド

日本代表での中村俊輔(左)と遠藤保仁(右)。(Photo by Koji Watanabe/Getty Images)

「あなたの左足は世界一」

 横浜FCの中村俊輔が11月10日、引退記者会見を行い、プロキャリア26年間を振り返るとともに今後について語った。

 記者会見では冒頭、日本代表などで中村とチームメイトだった仲間からメッセージが寄せられた。そのなかで、2006年、2010年のワールドカップにともに出場した遠藤保仁が、意外(!?)な本音を漏らした。

「時には俺にもフリーキックを蹴らせろよと思う時も多々ありましたけれど、あなたの左足は世界一かなと思っています。これからは、多分ですが、サッカーに関わっていくと思うので、僕が引退して職がない時は、コーチで雇ってもらえないかなと思っています」

 長く揃ってチームを支えた日本代表の試合では、二人がゴール前のFKのチャンスで、その地点に並ぶ光景が多く見られた。2005年から2009年に在籍したセルティックFCでは、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)のマンチェスター・ユナイテッド戦で二度ゴールを揺らすなど衝撃を与えた。そんな“Shunsuke NAMAURA”に、遠藤がキックを“譲っていた”ことも多々あったようだ。

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