ヴィッセル経済効果に、三木谷会長「少しは貢献できたかな、サッカー界にも」。進退に含み…
ヴィッセル神戸のサポーター。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
最近は就任からの「18年」を強調してきたが――。
J1リーグ ヴィッセル神戸の三木谷浩史会長(楽天グループ 代表取締役会長兼社長 最高執行役員)が11月14日、自身のツイッター(アカウントは @@hmikitani)を更新して、今シーズン神戸がJリーグで最も経済波及効果を生んだという記事をリツイートし、「少しは貢献できたかな、サッカー界にも」とつぶやいた。
これまでJリーグが発表してきたデータなどをもとに、2022シーズン、神戸がJ1リーグの中で最も大きな経済波及効果を生んでいるのではないか、という記事に三木谷会長が反応。今季リーグ戦での成績はJ1参入プレーオフ圏からわずか4ポイント差で14位と厳しい結果に終わった。ただ一方、やはりアンドレス・イニエスタや大迫勇也らネームバリューのある選手が揃うことで、様々な効果をもたらしているという。
11月5日のリーグ最終戦後のセレモニーでは、三木谷会長がファンとサポーターへ、神戸市職員から会長職を引き受けてほしいと懇願された時からの“18年”を振り返り、最後は来季も一緒に盛り上げていこうと呼び掛けた。すると、その翌6日、インスタグラム(アカウントは @hiroshi.mikitani)を更新。スタジアムでの自身の写真とともに、英語で「素晴らしい18年間をありがとう。 ヴィッセル愛している。 もっとより良くできたかもしれないけれど、最善を尽くしたと思う」と投稿し、その進退を匂わす発言に多くのサッカーファンがざわついた。
そして今回、ツイッターでは久々となるサッカーに関するツイートに。こちもまた受け止め方によっては、“18年”とかかわってくるとも言えるか。
来季はアンドレス・イニエスタが神戸との契約最終年を迎え、本人もその後はスペインに戻ると母国メディアに語っている。現役ラストイヤーになる可能性もあるだけに、様々な特別なプロジェクトを進めるためには、三木谷会長の情熱が改めて必要とされそうだが――。
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