レアル・マドリードが久保建英と「再契約を検討」。アセンシオの動向によっては…。明日W杯、日本代表vsスペイン戦!
久保建英。写真：徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
現時点では、現実味は薄そうだが――。
[カタールW杯 Ｅ組 第３戦] スペイン代表 – 日本代表／2022年12月１日22:00（日本時間２日4:00）／ハリーファ国際スタジアム
カタール・ワールドカップ（W杯）グループＥの第３戦、日本代表は12月１日（日本時間２日午前４時から）スペイン代表と対戦する。日本は「勝利」で文句なしのベスト16進出、「敗戦」で敗退決定。「引き分け」だと、もう一方のドイツ代表対コスタリカ戦の結果による。FIFAランキングはスペイン７位、日本24位。
そうしたなかスペイン１部レアル・マドリードが、今季レアル・ソシエダに完全移籍した日本代表MF久保建英の再獲得を検討しているというのだ。レアル・マドリードの情報を扱う『デフェンサ・セントラル』が11月29日に報じた。
記事によると、カタールW杯のスペイン対日本戦、レアル・マドリードの首脳・スタッフは久保のプレーも注視しているという。クラブはこの夏、久保の保有権50パーセントを売却し（再び移籍した場合、その移籍金の半分がレアルに支払われる）、さらに５年間、先行交渉の権利を得たとも報じられている。そのため、2023-24シーズン、白い巨人への復帰の「選択肢は除外されていない」と見ている。
レアル・ソシエダでの開幕からのハイパフォーマンスを、ロス・ブランコスも「ポジティブに捉えている」。そして今回のスペイン戦のような最高レベルでの戦いで真価を発揮できるかに注目している。
複数の媒体では、スペイン代表FWマルコ・アセンシオの移籍が常に噂されてきた。その穴が出た場合、右ウイングやインサイドハーフなど彼のポジションに対応できる久保が必要とされるのではないかとも囁かれてきた。しかも、懸案だったEU圏外の外国籍選手枠の問題もクリアされている。
とはいえ、やっとスペインで強豪のラ・レアルという“居場所”を見つけた久保が１年で移籍する可能性は低いと見られる。ただ、確かにマドリードが真剣に復帰を望むことになれば、状況は分からなくなるか。ソシエダの前線も魅力的だが、ヴィニシウス、ロドリゴら同世代との共闘も面白そう。
いずれにせよ、まずはスペイン戦――。久保は昨年夏の東京オリンピック準決勝でスぺイン代表と対戦し、延長戦の末にアセンシオの一撃に沈み涙を流した。そのリベンジを果たす、最高の舞台となる。
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