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クリスチアーノ・ロナウドが号泣。注目の今後は!? ポルトガルを破ったモロッコ、W杯準決勝はフランス戦

カタールW杯準々決勝モロッコ戦で敗れ、涙を浮かべてピッチを去るポルトガル代表のクリスチアーノ・ロナウド。 (Photo by Alexander Hassenstein/Getty Images)

W杯史上初の5大会連続ゴールを記録も、「世界一」のタイトルには届かず。

[カタールW杯 準々決勝] モロッコ代表 1-0 ポルトガル代表 /2022年12月10日18:00(日本時間11日0:00)/アル・トゥマーマ・スタジアム

 カタール・ワールドカップ(W杯)準々決勝、モロッコ代表がユセフ・エン=ネシリのゴールを守り切り、ポルトガル代表に1-0の勝利を収めて、アフリカ勢初のベスト4進出を果たした。

 注目されたポルトガル代表のクリスチアーノ・ロナウドは2試合連続のベンチスタートに。豪快なジャンプヘッドをエン=ネシリに決められ前半を0-1で折り返すと、37歳のスーパースターは51分から交代出場する。

 最前線に張り出すロナウドは、アディショナルタイムの45+1分、スルーパスから抜け出してグラウンダーの決定的なシュートを放つ。しかし、これはGKヤシン・ブヌに阻まれてしまう。これが今大会最後のシュートに(この日のシュートは1本)。

 さらに試合終了間際には、空中戦で競り合った背後のスペースに、ペペが飛び込んでヘッドで合わせたが……枠を捉え切れず。そして試合終了を迎える。

 ロナウドはすぐピッチを去ると、号泣しながらロッカールームに向かっていった。

 キャプテンとして臨んだ今大会は初戦ガーナ戦(〇3-2)でPKによる1ゴールを決めて、史上初のW杯5大会連続ゴールを達成。一方、21歳のゴンサロ・ラモスの台頭で、最後の2試合はベンチスタートとなった。

 あらゆる名誉と記録を手にしてきたロナウドが何としても欲した「世界一」のタイトル。しかし、モロッコの牙城を崩せず、ポルトガルはベスト8で終戦を迎えた。

 クリスチアーノ・ロナウドは11月に応じた『トークTV』のインタビューで、このW杯で優勝した場合には「(代表を)引退する、100パーセント」と言っていた。一方、現役生活については、「あと2、3年はプレーしたい。40歳までは。ただ、未来のことは分からない」としていた。

 W杯期間中にマンチェスター・ユナイテッドと契約解除となり、現在フリーの立場にある。注目される今後だが、サウジアラビアのアル・ナスル以外からはまだオファーは届いておらず、他にはMLSのインテル・マイアミが獲得を検討。新オーナーグループの就いたチェルシーFC、オーストラリアのAリーグも関心を示していると言われる。

 一方のカードは、フランス代表がイングランド代表に2-1で勝利。準決勝のカードはフランス対モロッコに決まり、日本時間12月15日4時から行われる。

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