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【浦和】FW髙橋利樹を獲得、熊本で今季14ゴール。興梠慎三の後継者…新エース候補として期待!

浦和のサポーター(ACLより)。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「小さい頃から応援していた、浦和レッズの一員になれることをとても嬉しく思います」

 J1リーグの浦和レッズは12月15日、FW髙橋利樹(TAKAHASHI Toshiki)をロアッソ熊本から完全移籍で獲得することで合意したと発表した。

 髙橋は1998年1月20日生まれ、埼玉県出身の24歳。182センチ・76キロ。これまでのキャリアは、大宮南ウイングス ― HAN FC ― 埼玉栄高校 ― 国士舘大学 ― ロアッソ熊本。プロ3年目の2022シーズンは、リーグ40試合・14ゴールを記録し、J1参入プレーオフ決勝まで勝ち進んだ。

 髙橋は熊本のファン・サポーターへ次のように感謝している。

「このたび、浦和レッズに移籍することになりました。在籍させてもらった3年間で多くの経験をさせてもらいました。大木監督のもとでプレーさせてもらった3年間は毎日が刺激的で、日々成長を感じながら過ごさせてもらいました。こうした環境を与えてくださったスポンサーの方々、監督、コーチ、スタッフ、チームメイト、ロアッソ熊本そしてこれまで自分に関わってくださった全ての皆様には感謝しかありません。

 チームメイトと高めあえた日々、J3優勝をした日、今シーズンプレーオフまで闘えたこと、全て自分の宝物です。この先ずっと忘れません。

 そして、嬉しい時も苦しい時も変わらず熱い声援を送り続けてくれたサポーターの方々、本当にありがとうございました。試合後に喜びを分かち合ったカモンロッソは最高でした。

 この3年間で人の温かさに多く触れさせてもらい、熊本が大好きになりました。活躍している姿を届けることが恩返しになると信じ頑張ります。本当にありがとうございました」

 また、浦和のファン・サポーターに向けて、次のように決意を示している。

「浦和レッズに関わる全ての皆さま、初めまして。このたび、ロアッソ熊本から加入させていただくことになりました髙橋利樹です。小さい頃から応援していた、浦和レッズの一員になれることをとても嬉しく思います。全身全霊で闘い、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります。よろしくお願いします」

 正確で細かなポストプレーをこなして、ゴールも狙える貴重な日本人ストライカーが、初めてJ1のステージに挑む。浦和の掲げるスタイルと共通項の多い熊本のパッションサッカーで結果を残してきただけに、マシエイ・スコルツァ監督のもとでは新たなエース候補に。その確度の高いポストプレーは、期限付き移籍からの復帰が濃厚とされる興梠慎三の後継者であり、新たな時代を象徴する存在にもなり得る。

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