【W杯】レアル・マドリードがベンゼマのカタール遠征を「許可」。中井卓大らと練習、決勝でフランス代表メンバー入り!?

「ベンゼマは決勝のメンバーに加わることができますか」という問いに、デシャン監督が「次の質問へ」。

[カタールW杯 決勝] アルゼンチン代表 – フランス代表 ／2022年12月18日18:00（日本時間19日0:00）／ルサイル・アイコニック・スタジアム

　サッカーのカタール・ワールドカップ（W杯）準決勝、フランス代表が2-0でモロッコ代表に勝利を収めて決勝進出を決め、W杯２連覇へ「あと１勝」とした。決勝はアルゼンチン戦に。

　そして34歳のストライカー、カリム・ベンゼマが決勝でメンバー入りするかもしれないという驚きのプランが浮上した。

　この試合後の記者会見、「カリム・ベンゼマは決勝でプレーするために戻ってくることができますか？」というアメリカ人記者の質問に対し、ディディエ・デシャン監督は「次の質問へ」と答えなかったのだ。

　ベンゼマは今大会、フランス代表のメンバー入りをしながら、大会直前の11月19日に左大腿部の筋断裂により離脱。しかし、すでにランダル・コロ・ムアニを招集していたデシャン監督は、さらなるメンバーの追加招集をしなかった。それは、つまりベンゼマが大会期間中にエントリー可能という状況でもあった。

　その後リハビリを経てレアル・マドリードでトレーニングを行うベンゼマは、レアルのカスティージャに所属する中井卓大らともセッション。順調な回復ぶりを見せていた。

　この指揮官の発言を受けて、『アス』は12月15日、ベンゼマが決勝のためカタールに向かう場合、レアル・マドリードは許可する方針だと報じた。観戦することを認めたということだが、「26人のメンバーであり続けている」とも伝える。

　今年の最優秀選手賞であるバロンドールを初受賞したストライカーが、トリコロールのエンブレムを胸に、フランス代表のユニフォームを着るのか。ベンゼマ自身は負傷した直後、SNSでそのケガを嘆きつつも、ここからは切り替えて、チームの勝利のため、自分にできる最大限のサポートと応援をするというスタンスを示していた。

　果たしてメンバー入りするのか。あるいは、表彰式にのみ加わるのか……。いずれにせよ、ベンゼマはファイナルのためカタールに向かうようだ、ということだ。

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