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久保建英がレアル・マドリードから決勝ゴール!2日連続「1面」だ、レアル・ソシエダ2-0勝利

レアル・ソシエダの久保建英がレアル・マドリードから決めた!(Photo by Juan Manuel Serrano Arce/Getty Images)

ミリトンのバックパスに詰める。2戦連発、今季8ゴール目。

[スペイン1部 33節] R・ソシエダ 2-0 R・マドリード /2023年5月2日22:00(日本時間3日5:00)/レアレ・アレーナ

 スペイン1部リーグ33節、レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英がホームでのレアル・マドリード戦、先発出場から47分に先制ゴールを決めた。リーグ戦2試合連続、今季通算8ゴール目に。さらにアンデル・バレネチェアが追加点を決めたラ・レアルが2-0で勝利を収めた。

 レアル・ソシエダは4-3-3を採用し、久保は右ウイングとして連戦が続くなかターンオーバーにより2試合ぶりに先発出場。

 立ち上がりはホームチームがハイプレスからリズムを掴み、相手に自由を与えない。ただ次第にマドリードがボールを保持し、ロドリゴを生かし反撃に転じる。

 それでも次週のコパ・デル・レイ決勝のCAオサスナ戦とUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝マンチェスター・シティとの第1戦を見据えてカリム・ベンゼマを休ませ、ヴィニシウスも欠く前線は迫力を欠き、なかなか決定機を作り出せない。

 そして折り返した後半開始早々の47分、ゴール前でのビルドアップの際、足を滑らせたエデル・ミリトンが慌ててGKティボ・クルトワにバックパス。これを狙っていたソシエダの久保が反応。ゴール前に詰めて、左足で冷静にゴールネットへ突き刺してみせた。

 古巣相手とあって、歓喜は爆発させず。それでもベンチ前では、チームメイトから祝福の嵐を受けた。

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 流れはラ・レアルに――。61分、ダニエル・カルバハルが2枚目のイエローカードで退場処分となり、ソシエダが数的優位になった。

 すると83分、久保と交代出場したバレネチェアが試合を決定づける2点目を決めた。

 来季のCL出場権獲得を手繰り寄せる21歳の日本人レフティのゴールに。レアル・ソシエダが2-0で、2019年以来となるレアル・マドリード戦の勝利を収めた。

 この試合当日、スペインメディア『アス』の表紙を飾った久保だが、このままだと2日連続で“1面”を飾る可能性も出てきた!

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