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マンCから3ゴール、横浜FMマスカット監督「ただの親善試合だとは思っていなかった」。リーグ後半戦の逆襲を誓う

横浜FMのケヴィン・マスカット監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

「チームとしての誇りと勇気を示せた」「人生は選択の連続です…」

[Jリーグワールドチャレンジ2023] 横浜FM 3–5 マンチェスター・C/2023年7月23日19:00/国立競技場

「Jリーグワールドチャレンジ2023」、横浜F・マリノスはアンデルソン・ロペスの先制点、さらに松原健、井上健太がゴールを決めたものの、アーリング・ハーランドの2ゴールなどマンチェスター・シティに3-5で敗れた。横浜FMのケヴィン・マスカット監督は試合後の記者会見で、「自分たちのチームとしての誇りと勇気を示せました」とプレミアリーグ王者相手にスタイルを貫いた選手たちを称賛した。

「今夜はタフなチャレンジで、素晴らしいチーム、素晴らしい監督との対戦になりました。何より自分たちのチームとしての誇りと勇気を示すことができました。人生は選択の連続です。簡単な道を歩むこともできますが、勇敢に私たちのチームはアイデンティティを持ってピッチに立ち、それを発揮した試合になりました」

 何より指揮官は思い切りぶつかっていき、そこで収穫と課題を得られたことをポジティブに受け止めていた。

「質の高さの違いについては分かります。もちろん楽な道を進むのであれば、守備を固めてセーフティに行けたかもしれませんが、それではチャンスも全然生まれなくなります。スタイルを持って挑むことができました。前からいいプレスをかけ、相手のアグレッシブなプレスを剥がすこともできました。失点も自分たち(のアクションの結果)から。これからも攻撃的に、私たちが持っているものを出していきたいです」

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 セルティック、マンチェスター・シティとの対戦を経て、横浜FMはこのあと中断期間に入る。

 マスカット監督は「後ろ向きにならないことが大事。私たちはこの2試合を、ただの親善試合だとは思っていませんでした。後半戦13試合への準備であり、そこに向けて、今回、学びと成長のために使いたいと考えていました。相手が誰だろうと挑む。そこから失点と得点、いずれもいろんな学びがありました」と、この強豪2連戦を糧に、リーグ2位からの逆襲を誓っていた。

Posted by 塚越始

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