【移籍】ラツィオ鎌田大地が誕生へ「『合意成立』書類を確認中」。クラブ初の日本人選手に
鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
今季CL出場、「2年契約+1年オプション」。
フリートランスファーの日本代表MF鎌田大地が8月3日、イタリア・セリエAのSSラツィオへの加入へ「基本合意」に至った。年俸など基本条件はクリアされていて、ディテールに関する条件面など「全ての書類」を確認中ということだ。
移籍情報を専門とするジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏(@FabrizioRomano)によると、8月1日からラツィオと鎌田は具体的な交渉に突入。口頭合意を経て、一気に契約締結に向かおうとしている。
ロマーノ氏によると、当初合意に至ったACミランだが、強化体制の変更もあり、約2週間前に話し合いは決裂していたという。そうしたなか、8月1日までに、ラツィオが鎌田サイドへ口頭でオファーを伝え、交渉に進展したそうだ。
そしてラツィオは2日夜、鎌田の仲介人に修正案を送付。「2年契約+1年オプション」で、合意に向けて交渉が進められた。
さらに3日、最新情報が次のようにレポートされた。
「ラツィオが鎌田大地との交渉成立まで近づいている。日本人ミッドフィールダーがフリートランスファーとして加入することで、両者合意に至る。鎌田は口頭で同意していて、現在、全ての書類がチェックされているところだ」
そのように契約年数、年俸など条件面はクリアされ、詳細について確認作業が行われているということだ。26歳の鎌田のもとには、他にも3クラブ以上から関心が寄せられていた。ただ、今度こそ正式オファーから契約締結に至りそうだ。
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イタリアメディアでは、鎌田の年俸は300万ユーロ(約4億7000万円)、あるいは400万ユーロ(約6億3000万円)とも報じられている。鎌田が加入すれば、クラブ史上初の日本人選手になる。
ラツィオは昨季セリエA2位に食い込み、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)の出場権を獲得している。