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横浜FMマスカット監督が候補に再浮上も!? ポッター氏、レンジャーズの「オファー拒否」

マスカット監督。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

セルティックとのダービーを落としリーグ2勝2敗と躓く。ビール体制がひとまず継続されることになったが…。

 スコットランド1部レンジャーズFCに監督交代の噂が渦巻いている。新シーズンはリーグ2勝2敗とスタートに躓き、しかもインターナショナルマッチウィーク直前のセルティックFCとのオールドファームを0-1で落とした。試合内容も悪かったため、マイケル・ビール(Michael Beale)監督の交代を求める声がサポーターからも挙がっている。

 そうしたなか、『サン』『デイリー・メール』は9月14日、レンジャーズは前チェルシーFCのグレアム・ポッター(Graham Potter)氏に監督就任を打診したが、これを「拒否された」と報じている。

 そのためクラブはまず43歳のビール体制を継続するという。

 また、『デイリー・メール』は同日、イングランド2部(チャンピオンシップ)のバーミンガム・シティFCのジョン・ユースタス(John Eustace)監督を、レンジャーズはリストアップしているとレポート。しかしバーミンガムは現在リーグ4位と好調であり、引き抜くためには、相当額が必要になる。ビール監督への年俸の支払いも踏まえると、現実的な選択ではなくなりつつある。

 一方、『デイリー・レコード』によると、こうした状況を受けて、スポーツベットの「ビール監督の後任予想」では、レンジャーズOBであり昨季J1リーグを制し、現在も優勝を争う横浜F・マリノスのケヴィン・マスカット(Kevin Muscat)監督の名前が1位にあるというのだ。つまりファンからの待望論も出ている状況だ。

 一部ではクラブ関係者がマスカット氏と接触したと報じられたものの、同メディアは9月5日時点で「レンジャーズ関係の証言によると、クラブとマスカット氏の接触はない」と否定している。

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 ビール監督の立場が危ういのは間違いなく、剣が峰に立っての采配が続く。チームが今後まさかの星を落とすようなことがあれば、あるいは再びセルティックに屈すれば……マスカット監督の名前が必然的に話題に上りそうだ。

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