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神戸と横浜FMは”条件付き”で「ACLエリート」の出場権。J1リーグ3位が「ACL2」に。ただし…

ACL2022を制した浦和レッズ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

ACLエリート残り1枠は天皇杯優勝チーム。

 Jリーグは11月23日、2024-25シーズンのAFCアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)エリート、ACL2に出場するチームの枠が正式に決定したと発表した。

 アジアカップ戦は2024-25シーズンから、ヨーロッパ(UEFA)にちなんで三層方式で開催され、ACLエリート、ACL2、AFCチャレンジリーグとして開催される。なおAFCチャレンジリーグへの日本からの参加枠はない。

 参加クラブ数はAFCランキングで決定。「東地区」「西地区」に分かれて計算され、日本は現在東地区1位。

 ACLエリートには、2023シーズンのJ1リーグ優勝、天皇杯優勝、J1リーグ2位(左記が枠順位に該当)の3チーム、そして第2層のACL2には、J1リーグ3位の1チームが出場する。

 この4枠に入るクラブが重複した場合、上位枠が優先され、空いた枠はJ1リーグの下位クラブが繰り上がる。天皇杯の準優勝クラブが繰り上がることはない。

 Jリーグから2023-24シーズンのACL優勝クラブが出た場合、そのチームがACLエリートの「1枠目」に組み込まれる。その場合一つずつ繰り下げて、今季J1リーグ2位チームがACL2に出場する。

 現状ではヴィッセル神戸、横浜F・マリノスのACLエリート出場枠獲得が条件付きで確定(ACL2023-24をJクラブが制した場合は一つずつズレる)。天皇杯決勝は川崎フロンターレと柏レイソルが対戦する。

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 例えば、仮に浦和レッズがJ1リーグ3位で終えて、ACL2023-24を川崎フロンターレやヴァンフォーレ甲府などが制した場合、一つずつずれることになる。その際、J1リーグ2位チームがACL2に回り、浦和はACL2の出場権を得られなくなる。川崎がACLと天皇杯を制した場合は、J1リーグ3位チームのACL2の出場権が復活する。

 やや複雑だが、まずはJ1リーグと天皇杯の優勝2チームには「ACLエリート」の出場権が決定する。

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