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【浦和】知念哲矢がベガルタ仙台、宮本優太が京都サンガへ移籍

知念哲矢。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

ベガサポへ「自分の出せる力をすべて注ぎます」と決意を示す。

 J1リーグ浦和レッズは12月26日、DF知念哲矢(Tetsuya CHINEN)がベガルタ仙台に完全移籍すると発表した。また、宮本優太が2024シーズン、京都サンガF.C.へ期限付き移籍することも決まった。宮本は移籍期間中、浦和との全ての公式戦に出場できない。

 知念は1997年11月8日生まれ、沖縄県出身の26歳。178センチ・70キロ。

 知念のこれまでのキャリアは、仲井真・真地FC ― 識名FC ― 石田中学校 ― 長崎総合科学大学附属高校 ― 近畿大学 ― FC琉球 ― 浦和 ― 仙台。 その能力の高さは誰もが認めるところだった。ただ今シーズンなど、ちょうど調子を上げていた時期に負傷するなど、センターバックは選手層も厚かっただけに、なかなかチャンスを掴めなかった。

 知念は浦和を通じて、「浦和レッズに在籍した2年間は、本当にたくさんの素晴らしい、このチームでしか経験できない、サッカー選手としてもすごくプラスになる経験ばかりでした。その反面、悔しい思いをすることも多く、我慢が多かった2年間でもありました。『この2年間のおかげで』と思えるようにこれから頑張っていきます。少しでも早く、また皆さんと同じステージで闘えるように、この悔しさをぶつけてきます。2年間ありがとうございました」とコメントしている。

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 また、ベガルタサポーターに向けて「ベガルタ仙台に関わる皆さん、はじめまして、知念哲矢です。このクラブでプレーできることを嬉しく、そして感謝しています。ベガルタ仙台のために、自分の出せる力をすべて注ぎます。共に熱く、全力で戦いましょう。よろしくお願いします!」と、強い決意を示している。

 一方、宮本は流通経済大学時代の恩師である曺貴裁監督のもとでの挑戦を決意。浦和を通じて、「今シーズン、夏の途中からの加入にも関わらず、温かく迎えてくださった選手、スタッフには感謝しかありません。この半年間、毎日は楽しくも、どこか満足感が満たされないことが多く、それは『試合へのチャンスがほしい』という気持ちだと気づき、この決断に至りました。この半年間は、サッカー人生としてはもちろん、一人の男としても、ものすごく大事なものだったと思います。この経験があったからと言える日が1日でも早く来ることを願い、京都でも頑張りたいと思います。またいつか会いましょう。ありがとうございました。行ってきます!」とコメントしている。

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