【日本代表】イラクに敗戦、森保一監督「相手の対策、高いモチベーションを打ち破っていく力を、このアジアカップで培っていかなければいけない」

GS最終インドネシア戦、日本の被災者や関係者へ「次は勝って喜んでもらい、励ましのエールを送りたい」。

［アジアカップ GS第2戦］日本 1–2 イラク /2024年1月19日20:30(現地14:30)/エデュケーション・シティ・スタジアム(カタール)

　カタール・アジアカップのグループステージ(GS)第2戦、サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)がアイマン・フサインに2ゴールを決められ、遠藤航がアディショナルタイムに1点を返したものの、イラク代表に1-2で敗れた。日本はGS1勝1敗、24日の第3戦インドネシア代表戦で勝利すればノックアウトステージに進める。

　森保一監督は試合後の「テレビ朝日」のフラッシュインタビューで、「この厳しい結果を受けて、いろいろな反省をしなければいけないと思います。選手たちはこの試合に向けてやってきてくれた準備を、ベストを尽くして出してくれました。結果だけに左右されず、成果と課題をしっかり次の試合に生かしたいと思います。まだグループステージで、この反省から学び、前進していかなければいけないと思います」と語った。

　FIFAランキングでは日本17位、イラク63位。ただ、球際でのパワーなど上回られての敗戦となった。指揮官は「我々に対してどの国も高いモチベーションでぶつかってきていると感じています。そのなかで、相手の対策、モチベーションを打ち破っていく力を、このアジアカップで培っていかなければいけないと思っています」と気を引き締めていた。

　1月24日にはGS最終のインドネシア代表戦が行われる。森保監督は能登半島地震、そして29年目を迎えた阪神・淡路大震災の被災者や関係者に向けて、「この1月、皆さんに勇気を届けられるようにと思って頑張っていきたいと思います。次は勝って喜んでもらい、励ましのエールを送られるようにしたいです」と語った。

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　日本はGS1勝1敗の勝点3。2連勝のイラクはGS突破が確定した。