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伊東純也がスタメン、日本代表のアジア杯離脱から実戦復帰。ランス-ロリアン戦

伊東純也。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

アジアカップをともに戦った中村敬斗も。

 フランス1部リーグ21節、2月11日23時にキックオフを迎えるスタッド・ランス – FCロリアン戦、カタール・アジアカップに日本代表として臨んだランスの伊東純也が中村敬斗とともにスタメンに名を連ねた。日本代表での離脱を経てチームに合流、実戦復帰を果たす。

 スタッド・ランスのウィル・スティル監督はこの試合に向けた2月9日の公式記者会見で、チームの全体練習に合流した伊東についてフットボールの外で何が起ころうとも、選手の準備ができていて、プレーできると感じているならば、彼は私たちのためにやってくれるはずです」と、この試合でのメンバー入りを”予告”していた。

「彼の周囲で起こっていることについて、クラブはよくコミュニケーションをとっていると思います。それ以外、今のところ私たちの問題ではありません。伊東純也は非常に優れたサッカー選手であり、そこに集中させるつもりです」

 そのように指揮官は語って遠征メンバーに帯同させた。そして日本代表アタッカーは、スタメン入りを果たした。

 伊東に関する週刊新潮の報道が1月31日、アジアカップのラウンド16のレバノン代表戦当日にあり、日本サッカー界は混乱に陥った。そして2月2日のイラン戦を前に日本サッカー協会(JFA)が伊東の離脱を発表。伊東を欠いた日本はその試合で敗れ、3大会ぶりとなるアジア制覇の道を断たれた。

 しかし週刊新潮はその後、この件についての続報を伝えていない。一部報道では、結局、当初被害者とされた女性二人と伊東の事務所関係者による争いが焦点となりつつある。アジアカップの大事な試合を狙った、ある意味卑劣な報道に、日本代表は大きな痛手を負う形になった。

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 伊東と中村の不在だったスタッド・ランスは直近の公式戦3試合で勝利を得られずにいた。日本代表の両ウイングが果たして、勝利をもたらせるか――。

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