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【浦和】酒井宏樹は開幕5試合を前向きに捉える「苦しんだ分、チーム力につながっていく」

浦和の酒井宏樹。(C)2024 Asian Football aConfederation (AFC)

「これからチームがどう(成長の)カーブを描いていくかが大事」。4/3国立でFC東京、4/7埼スタで鳥栖との連戦に。

[J1 5節]  浦和2-1福岡/2024年3月30日15:00/埼玉スタジアム2002

 J1リーグ5節、浦和レッズが渡邊凌磨とチアゴ・サンタナのゴールで、アビスパ福岡に2-1の勝利を収めた。今季ホーム初勝利、逆転もペア=マティアス・ヘグモ監督就任後では初めて。

 キャプテンの酒井宏樹は試合後、「勝つのは簡単じゃない……。失点を重ねることなく、落ち着いて試合を運べました。試合に勝てば、良いように見えてしまいます。まだまだ足りない部分はある。満足せず謙虚にやっていきたいです」と気を引き締めた。

 リーグ開幕からの5試合、開幕のサンフレッチェ広島戦で完敗を喫し、東京ヴェルディ戦では土壇場のPK弾で辛うじてドローに。北海道コンサドーレ札幌戦では1点を守り切って初勝利を収め、湘南ベルマーレとは点の取り合いになった。そして、今回はホームで逆転勝利を果たした。

 この5試合の結果と内容について酒井は前向きに捉えていた。

「意外とポジティブに捉えています。苦しみながらも勝点8を取れて、悪くはないのかなと思います。苦しんだ分、みんなで達成感というか、喜びを共有できることがチーム力につながっていきます。欲を言えば、勝点10は欲しかったですが、受け止めています」

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 このあとリーグの連戦が続き、浦和は4月3日に国立競技場(アウェー)でFC東京、7日に埼スタでサガン鳥栖と対戦する。「これからチームがどう(成長の)カーブを描いていくかが大事」と、春の到来とともに、酒井は上昇気流に乗っていけるはずだという好感触を得るとともに意欲を示した。

Posted by 佐藤亮太

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