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【移籍】フンメルス、マジョルカと交渉「島に不動産を持っている」、年俸は…。香川真司とドルトムントで一時代を築いた闘将

(C)SAKANOWA

セルヒオ・ラモスの退団が決定したセビージャも獲得を検討。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部ボルシア・ドルトムントと2023-24シーズンで契約満了を迎えた元ドイツ代表DFマッツ・フンメルス(Mats Hummels)が、スペイン1部RCDマジョルカと交渉を開始したという。『スカイ』が6月17日に報じた。

 UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)準優勝に貢献したことで、35歳のセンターバックのBVB残留もあり得ると見られてきた。しかし、やはり契約満了に伴い、クラブを去ることになるという。そうしたなか『マジョルカ新聞』が6月17日、フンメルスとマジョルカが交渉をスタートさせたと報じた。

 ただし、合意にはまだほど遠い初期段階という。

 その背景について、『スカイ』は、フンメルスが「マヨルカ島に不動産を持っていること」が挙げられるという。クラブは300万ユーロ(約5億円)を提示しているそうだ。フンメルスはCL決勝で敗れたレアル・マドリードやFCバルセロナと対戦できるラ・リーガの舞台に魅力を感じている。

 また、セルヒオ・ラモスの退団が決定したセビージャFCも、フンメルス獲得を検討している。いずれにせよフリートランスファーとなるため、この経験豊富なファイターを移籍金なしで獲得できる。

 J1リーグのセレッソ大阪に所属する元サッカー日本代表の香川真司らとともに、ドルトムントの一時代を築いた一人であり、今季の復活劇も力強く支えた。新天地だが、サウジアラビア、メジャーリーグサッカーは希望せず、ヨーロッパ主要リーグで戦い続けたい意向を示している。

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 果たして、日本代表の久保建英もプレーしたマジョルカで、フンメルスがあの燃えるような情熱的な赤いユニフォームを着てプレーする日が来るのだろうか――。

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