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【浦和】中島翔哉、グスタフソンが復帰。「クラブW杯へ可能な限り多くの海外クラブと試合をしたい」ヘグモ監督、ニューカッスル戦へ抱負

中島翔哉。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

リンセン、ホイブラーテンはランニングを再開。

[Jリーグインターナショナルシリーズ] 浦和 – ニューカッスル/2024年7月31日19:30/埼玉スタジアム

 J1リーグ浦和レッズのペア=マティアス・ヘグモ監督が7月30日、オンラインによる取材に応じて、翌日のニューカッスル・ユナイテッドFCとのプレシーズンマッチに向けて、現在のチーム状況を報告するとともに抱負を語った。

 浦和は来年6月、アメリカで開催される新方式のクラブ・ワールドカップ(クラブW杯)にJリーグ勢で唯一出場する。ヘグモ監督はその大会を見据え、「来年6月にはクラブW杯があり、それまでに可能な限り多くの海外クラブと試合ができればと思っています」と、チームとして国際経験を積む機会を欲していた。

 そしてチーム状況について。一時ノルウェーへ帰国していたヘグモ監督は再来日し、ケガをしていた選手たちが戦列へ戻ってきていることを喜んだ。

「離脱していた選手たちが今戻り始め、レイソル戦を前に、短い時間でもプレーできる機会を得られるのは嬉しく思います。サミュエル(グスタフソン)、(中島)翔哉、松尾(佑介)、タカ(関根貴大)、トモ(大久保智明)などがそうですね。(新加入組である)二田(理央)、(本間)至恩も明日メンバー入りしてプレーするチャンスがあります」

 そのように主力級ではグスタフソン、中島などが、8月7日のJリーグ再開となるホームでの柏戦をターゲットに、しっかり調子を上げてきたということだ。

「この3日間は、ほぼ全員が揃って練習できました。ブライアン(リンセン)も、これまで別メニューでしたが、ジョギングを開始しています。体調不良だったマリウス(ホイブラーテン)もジョギングを開始しました」

 また、ヘグモ監督はパリ・オリンピックの日本代表を男女ともチェックし(自身もノルウェーの男女ともに代表監督経験がある)、「男子がまずベスト8進出を決めて嬉しく思います。女子も見ていて楽しい試合をしています。マリ戦の(大畑)歩夢はとても良かったと思います」と喜んだ。

 また、暑さ対策のため活動開始を少し早め、コーチ陣によるミーティングは7時30分、選手ミーティングは8時20分、そして全体練習は9時頃にスタートさせているということだ。

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 そしてニューカッスル戦では「守備の改善」をテーマに掲げる。「押し込まれる時間もあると思います。個別にみてもレイソル戦へいい準備になり、いろいろな答えが出る試合になると思います」と、今シーズン終盤戦、そしてクラブWに向けて、今後の試金石になるような一戦にしたいということだ。

Posted by 塚越始

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