前リバプールのナビ・ケイタが戦力外状態、「新たな挑戦」を探る。パリ五輪サッカー・ギニア代表にOAで参戦、ブレーメンでの規律違反いまだ許されず
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トップチームとの接触禁止、個別トレーニングが続く。
ドイツ・ブンデスリーガ1部ヴェルダー・ブレーメンは8月8日、パリ・オリンピックに男子サッカー・ギニア代表のオーバーエイジとキャプテンとして出場したMFナビ・ケイタ(Naby Keïta)が、引き続きトップチームには合流せず、個別メニューでのトレーニングを続けると発表した。
ケイタは1年前、リバプールを経てフリートランスファーとなってブレーメンに加入。ケガもあってリーグ5試合出場とピッチに立つ機会は限られたなか、シーズン終盤、メンバー入りしたもののスタメンではないと知ったことで、遠征を”拒否”するという暴挙に出た。
本人は釈明したものの、クラブはこの行為を重く見て、その後、トップチームへの練習参加を認めない処罰を下した。そしてこの新シーズンも、トップチームの練習への参加や接触が認められず、これまで個別メニューを続けてきた。
そうしたなかパリ五輪のギニア選手団の旗手を務め、さらにオーバーエイジでギニア代表の戦いに参戦したものの、3連敗でグルプステージ敗退を喫した。
同国の英雄である。しかしブレーメンに戻ると、変わらず”戦力外”の扱いとなっている。
ブレーメンは公式エックス(@werderbremen)で、「ナビ・ ケイタはブンデスリーガのチーム練習には復帰せず、引き続き個人トレーニングのプログラムをこなし、新たな挑戦を探すことになる」と伝えている。
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29歳のセンターハーフは2026年6月までブレーメンと契約を結んでおり、契約解除金もかかりそうではある。ただ、移籍金のかからないフリーで獲得しているだけに、両者が合意に至れば退団となるだろう。が、その条件が低ければ、このままブレーメンにとどまり続けることも考えられる。